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俺は、今人妻に恋してます。 [俺は、今人妻に恋してます。]

8月28日 13時10分


はるかさんの意識が、回復してから一日が過ぎました。
今は、誰にも会いたくないらしく。
面会謝絶状態。

南さんも、病室に入れないらしい。

南さんは、何があったのか訪ねてきた。
なので、全て話した。
その上で、尋ねてみた。


「俺がやった事は、間違っていたのでしょうか?」

「そんな事はないよ。
 私が、君の立場でも同じ事をしただろう……
 だから、君が気にする事じゃない」


南さんは、そう言って苦笑いを浮かべた。


「うぅ……」


由香さんが、何故か項垂れている。


「どうしたの?」

「亜金さんの頭の中、昨日からはるかさんの事ばかりだ……」

「あぁ……
 ごめん、ごめん」


由香さんは、由香さんで、そんな理由で機嫌は、あまりよろしくない。


「いいもーん。
 亜金さんのギブスに落書きするから」


由香さんは、そう言ってマジックを鞄から取り出しました。
そして、俺の足のギブスに落書きをしました。


『亜金さんは、由香のモノ』


それを見た、南さんは、笑っている。


「これで、亜金さんは、私のモノ♪」


由香さんは、満足げにニコニコと笑っていました。
これでは、恥ずかしくて散歩も出来ません。


「はぁ……」


思わずため息が漏れました。


「今日の所は、私は、帰るよ。
 お二人とも仲良くな」


南さんは、そう言って部屋を出て行きました。


「仲良くだって♪♪
 これから、仲良くしちゃう?」

「なにするの?」

「イ・イ・コ・ト♪」


由香さんは、そう言って俺のベットに入ってきました。
そして、ソフトキス……
すぐに止めましたが……


年頃の女の子って、みんなこうなのかな??
由香さんを見ていると、たまにそんな事を思います。





※この物語はフィクションです。
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