ネガティブ男とボジティブ女 [ネガティブ男とボジティブ女]
10月29日
昨日の夜。
はるかさんは、目を覚ました。
はるかさんは、俺の顔を見る途端、わんわんと泣きだした。
疲れているのでしょう。
俺は、はるかさんの体を抱きしめる事しか出来ませんでした。
はるかさんは、「ごめんね」とずっと謝り続けていた。
はるかさんは、悪くない……
そう、何も悪い事なんて、一つもしていない……
はるかさんは、暫く泣き続けるとまた眠りについた。
俺は、ここに居ない方がいいのかもしれません。
なぜなら、俺がここに居ると俺の両親の事を思い出してしまうでしょう。
だから、はるかさんが眠っている間に、俺は手紙を書いた。
社長秘書だから、辞表でいいのかな?
それとも一般社員だから退職願いなのかな?
俺は、そんな事を考えながらコンビニで便箋と白い封筒を買った。
そして、俺はその便箋に退職願の文章を書いた。
正直、俺は、この仕事を辞めたくない。
だけど、俺が居るとはるかさんが辛くなる。
それなのなら、俺は、居なくなる方がいいんだ……
俺は、便箋を白い封筒に入れた。
もう、会う事はないだろう。
「ありがとう、はるかさん」
俺は、そう呟いてから病室を去った。
さて、これからどうするかな……
あ、荷物は、どうしよう……
まぁ、いっか……
俺は、まぁ、自殺はしない。
それをすると、またはるかさんが、罪悪感に塗れるだろう。
それだけは、避けたい。
だから、俺は生きるのだ。
とりあえず、アパートを探そう。
物語は明日へ続く
※この物語はフィクションです。
昨日の夜。
はるかさんは、目を覚ました。
はるかさんは、俺の顔を見る途端、わんわんと泣きだした。
疲れているのでしょう。
俺は、はるかさんの体を抱きしめる事しか出来ませんでした。
はるかさんは、「ごめんね」とずっと謝り続けていた。
はるかさんは、悪くない……
そう、何も悪い事なんて、一つもしていない……
はるかさんは、暫く泣き続けるとまた眠りについた。
俺は、ここに居ない方がいいのかもしれません。
なぜなら、俺がここに居ると俺の両親の事を思い出してしまうでしょう。
だから、はるかさんが眠っている間に、俺は手紙を書いた。
社長秘書だから、辞表でいいのかな?
それとも一般社員だから退職願いなのかな?
俺は、そんな事を考えながらコンビニで便箋と白い封筒を買った。
そして、俺はその便箋に退職願の文章を書いた。
正直、俺は、この仕事を辞めたくない。
だけど、俺が居るとはるかさんが辛くなる。
それなのなら、俺は、居なくなる方がいいんだ……
俺は、便箋を白い封筒に入れた。
もう、会う事はないだろう。
「ありがとう、はるかさん」
俺は、そう呟いてから病室を去った。
さて、これからどうするかな……
あ、荷物は、どうしよう……
まぁ、いっか……
俺は、まぁ、自殺はしない。
それをすると、またはるかさんが、罪悪感に塗れるだろう。
それだけは、避けたい。
だから、俺は生きるのだ。
とりあえず、アパートを探そう。
物語は明日へ続く
※この物語はフィクションです。
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