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まっしろなティスタメント(小説) [まっしろなティスタメント]

2012年06月25日


今日の朝10時過ぎ……
豪快にドアが開かれる。
美穂が、現れた。

そして、美穂はベッドの横の椅子に座ると小さな袋を俺に渡した。


「これは何?」


俺は、美穂に尋ねた。
すると美穂は、自分のカバンの中からポケットモンスター ブラック2と書かれた箱を俺に見せた。


「これは、ポケットモンスター。
 通称ホケモンじゃ」


なんか、懐かしいフレーズが返ってきた。
だけど、俺はあえてツッコまなかった。


「ポケモンなのは、わかるけど……」

「これが、あったらみんなと遊べるでしょ?
 一の家から、DSも持ってきたよ」


そう言って美穂は、俺の前にDSを出した。


「私がブラックで、一はホワイト!」


美穂が、胸を張って言う。
だけど、胸はない。

俺は、苦笑いを浮かべてポケモンの箱を開けた。

俺は、ポケモンをDSにセットしたあと電源を入れた。

懐かしい音が流れる。

この辺は、レッドの頃とあんま変わっていないんだな。
少し嬉しくなった。

俺が、DSの電源を入れたのを確かめると美穂もDSの電源を入れた。
懐かしすぎてわくわくした。


ゲームに夢中になっていると歩ちゃんたちが、俺の病院に入った。


「あー!
 この音楽、ポケモンだ!」


歩ちゃんは、そう言ってきゃっきゃっと騒いだ。


「よし!
 俺のコラッタレベル100と勝負だ!」


元太君が、そう言って笑う。


「まて、俺のツタージャのレベル20ないぞ?」

「なんとかなるって!」


元太君がケラケラと笑う。

何とかならないだろう。
ってか、何故コラッタなんだ?
なぜ、進化させなかったんだ?


「一さんは、ホワイトなんですね」


充君は、そう言って美穂の方を見た。


「私は、ブラックだよ」


美穂は、そう言って箱をみせた。


そんなこんなで、一日が過ぎた。
結局俺は、みんなと勝負しボコボコニされた。

ツタージャごめん。

そして、レベル100のポケモンを何匹か貰った。
だけど、バッチを持っていないため、言う事を聞いてくれない。
そっぽを向くし眠る事もある。
機械AIのくせに生意気な!
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