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まっしろなティスタメント(小説) [まっしろなティスタメント]

2012年07月10日


火曜日。
つまり、それは暇な日。

ポケットモンスターも子供たちのレベルの差がありまくり……
負け続けている。

なんかつまらない。

なので、最近はイーブイを1日1回、イーブイの繁殖をやっている。
育て屋さんから、イーブイを貰い、保育士さんに卵を孵化させる。

これを1日1回やって雌のイーブイが出るまで頑張りたいのだけど……
これが、なかなか産まれない。

雌のイーブイは、レアらしく。
子供たちでも持っているのは、充君だけだ。

欲しいから頼んだのだけど無理だった。
充君が持っているのは、イーブイの進化系、エーフィーのレベル100。
並大抵のポケモンでは、交換してくれないだろう。


俺は、DSを持って病院の中庭に向かった。
個室で、ゲームをするよりも外でゲームをした方が、楽しい気がしたから……


外でポケモンをしていると2人の女性が近づいてくる。


「あ、亜金君、見っけ♪」


萌ちゃんだった。
そして隣にいたのは、ゆかりさん。


「あ、萌ちゃんとゆかりさん」

「また会ったね」


ゆかりさんが、ニッコリと笑う。


「そうですね」

「えー。
 亜金君、ゆかりさんともう知り合いだったの?」

「うん。
 昨日知り合ったんだ」

「私は、さっき知り合って仲良くなったんだー」


萌ちゃんが、嬉しそうに答える。


「そっかー」

「赤ちゃんが出来たら抱かせてもらうんだー」


萌ちゃんは、とても嬉しそうだ。
そう言えば、昔からいちごミルクと子供が好きだったな。


「私も、子供は初めてだから色々教えてもらうんだー」


ゆかりさんも楽しそう。
キャラも似ているし話し方も似ている気がする。


「2人は、仲良しなんだね」

「うん!」


2人は、声を合わせて答えた。
その後は、雑談に花が咲き。
俺はゲームをする暇が無かった。
でも、楽しかった。

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