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まっしろなティスタメント(小説) [まっしろなティスタメント]

2012年11月06日


そろそろたこ焼きが、食べたくなってきた。
なので、急きょ明日にでも場所を借りてたこ焼きパーティーをすることになった。


今日は、朝にその材料を買いに出かけた。

歩いて近くのスーパーに向かった。

タコなどの材料を買いに出かけた。
ネギが安く買えたので、少し嬉しかった。


帰りに喫茶萌萌に行ってきた。


「お、亜金さん、おひさっす」


太郎が、そう言って笑う。


「ああ、久しぶりだな」

「少し元気なさげっすね」

「ああ。
 子供たちがな、2人ほど逝ってしまってな……」

「聞きました。
 歩ちゃんと充君っすよね」

「耳が早いな」

「というか、僕も葬儀に行ったんすよ?
 瓜と桃を連れて……」

「そうなのか?
 声をかけてくれたらよかったのに……」

「そういう雰囲気じゃなかったっすし。
 向こうのご両親には、挨拶はしたっす」

「そっか……」

「瓜も桃も暫く落ち込んでいたっすけど……
 今は、少し落ち着いています」

「そっか……
 じゃ、明日たこ焼きパーティーをするんだ。
 良かったら参加してくれないか?」

「わかった。
 瓜と桃に聞いてみるっす」

「ああ」

「俺も久しぶりに亜金さんのたこ焼き食べれるのを楽しみにしてるっす」

「うん」

「店の方は繁盛してるのか?」

「まぁ、それなりにっす」

「そっか」

「はい」

「みんな、頑張っているんだな」

「亜金さんも頑張ってるっすよ」

「そうか?
 俺は今、ほぼニートだぞ?」

「ニートと言うか入院患者っすね。
 病人っす。だから、ニートじゃないっす」

「ありがとな」


俺は、そう苦笑いを浮かべ、太郎が入れてくれたコーラを飲む。
うん、炭酸がシュワシュワしてうまい。


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