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ギフト(小説) [ギフト(小説)]
2013年02月21日
金曜日、曇り。
寒い……
本当に寒い。
今度は病院と警察のトップの方々の許可を得て俺は、病院の外に出た。
そして、向かった先は病院の裏山。
そこには、王が待っていた。
「遅いじゃないか……」
「ごめん」
王は、ため息をつくと俺に背を向けた。
「行くぞ、もう修行場の空間も作った」
「へぇ……」
王の能力は、一度見たアニメ、マンガ、ドラマ、小説の中から好きな技を好きなだけ持って来れるというチート級のギフト能力者だ。
前までは、1つだけだったんだけど、俺の知らない間に、パワーアップしたらしい。
「さぁ、この中に入れ」
王は、そう言ってどこでもドアもどきの扉を開けた。
「これって、どこでもドア?」
「いや違う、四次元マンションだ」
「なんのアニメ?ドラえもんのどこでもドアとは違うの?」
「これは、ハンター×ハンターのノヴが使う四次元マンションって念能力だ。
この中に入ればどんなに暴れても大丈夫だ」
王は、得意げに言った。
「これってドアの大きさとか決めれるの?」
俺の質問に王は答える。
「ああ。
サイズ変更にドアの開閉も自由自在だ。
“触れていなければいけない”と言う制限はあるが、ドアを途中で閉じることで相手の体を切断することも可能だ」
「怖い能力だな」
本当に怖い。
俺に勝てるかどうかさえわからない。
まぁ、敵じゃないから戦うことはないんだけど……
「俺からすれば、お前の能力も十分怖いよ」
王が、そう言って笑う。
「そう?」
「ゲームは、戦闘向けの技が多いからな……」
「そうかな?
アニメや小説、漫画も戦闘向けなモノ多いじゃん」
「お前は、真面目だからな……
例えばお前の能力の場合だな。
とりあえず、恋愛ゲームをやってみろ。
モノによっては、お目当ての相手がどこに行けば会えるか。
とか、選択肢が頭に浮かび正しい選択肢を選べば恋愛フラグを立てるだけで結婚できるんだぞ?
俺は、この能力が非常に欲しい」
「言われてみれば、そんな使い方もできるね」
「これを使えば敵の探索もできるぞ?」
「あ、そっか……」
王は、ため息をつく。
「とりあえず、修行するぞ」
そして、俺は王に修行を積んでもらった。
流石は、王……
豊富な技に俺は、負けた……
金曜日、曇り。
寒い……
本当に寒い。
今度は病院と警察のトップの方々の許可を得て俺は、病院の外に出た。
そして、向かった先は病院の裏山。
そこには、王が待っていた。
「遅いじゃないか……」
「ごめん」
王は、ため息をつくと俺に背を向けた。
「行くぞ、もう修行場の空間も作った」
「へぇ……」
王の能力は、一度見たアニメ、マンガ、ドラマ、小説の中から好きな技を好きなだけ持って来れるというチート級のギフト能力者だ。
前までは、1つだけだったんだけど、俺の知らない間に、パワーアップしたらしい。
「さぁ、この中に入れ」
王は、そう言ってどこでもドアもどきの扉を開けた。
「これって、どこでもドア?」
「いや違う、四次元マンションだ」
「なんのアニメ?ドラえもんのどこでもドアとは違うの?」
「これは、ハンター×ハンターのノヴが使う四次元マンションって念能力だ。
この中に入ればどんなに暴れても大丈夫だ」
王は、得意げに言った。
「これってドアの大きさとか決めれるの?」
俺の質問に王は答える。
「ああ。
サイズ変更にドアの開閉も自由自在だ。
“触れていなければいけない”と言う制限はあるが、ドアを途中で閉じることで相手の体を切断することも可能だ」
「怖い能力だな」
本当に怖い。
俺に勝てるかどうかさえわからない。
まぁ、敵じゃないから戦うことはないんだけど……
「俺からすれば、お前の能力も十分怖いよ」
王が、そう言って笑う。
「そう?」
「ゲームは、戦闘向けの技が多いからな……」
「そうかな?
アニメや小説、漫画も戦闘向けなモノ多いじゃん」
「お前は、真面目だからな……
例えばお前の能力の場合だな。
とりあえず、恋愛ゲームをやってみろ。
モノによっては、お目当ての相手がどこに行けば会えるか。
とか、選択肢が頭に浮かび正しい選択肢を選べば恋愛フラグを立てるだけで結婚できるんだぞ?
俺は、この能力が非常に欲しい」
「言われてみれば、そんな使い方もできるね」
「これを使えば敵の探索もできるぞ?」
「あ、そっか……」
王は、ため息をつく。
「とりあえず、修行するぞ」
そして、俺は王に修行を積んでもらった。
流石は、王……
豊富な技に俺は、負けた……
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