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ギフト(小説) [ギフト(小説)]

2013年02月27日


「なんだ……
 お前が相手か……?」


恋次が、笑う。


「本気を出した俺は、強いよ?」


俺は、ファンネルを構える。
そして、ビームを放つ。


恋次は、そのビームを殴り破壊する。
そして、懐に入り込み、捕獲ロープを使う。


「な……?」


俺は、恋次を捕獲した。
捕獲ロープとは、某エロゲのモンスターを捕獲するアイテムだ。
ポケモンで言うところのモンスターボールみたいな感じだ。


俺は、そのロープを縛って恋次君の動きを完全に封じた。


「このロープは、君の能力でも壊せないよ」


俺は、かっこよく決め台詞を言った。
なんか今日の俺は、かっこいい。


恋次も抵抗はしなかった。


「……力が出ないな」


恋次は、そう言うとその場に座り込んだ。


「え?」

「俺は、お前との対話を望む」

「対話?」


俺は、首を傾げる。


「今回の件については、やりすぎだ……
 俺も理解しかねる……」

「じゃ、どうしてやったの?」

「あの爆破は、火蛾と白銀の仕業だ。
 火蛾のボマーに白銀の能力スキルアップの能力でな……」

「ボマー?スキルアップ?」

「ボマーは、爆破能力、スキルアップは、対象の能力をアップさせる能力だ……
 白銀は、殺した相手の能力をコピーする能力だ」

「そんなの教えてもいいの?」


俺が、そう言うと別の男の声が響く。


「よくありませんね……」


現れたのは白銀だった。
そして、それと同時に恋次の頭上に無数の氷の刃が現れて、それが恋次君に突き刺さる。


「な……?」

「亜金……
 こんなこと頼めた義理じゃない。
 夢の事を頼む……
 アイツは、まだ誰も殺してない……」


恋次は、そう言い残すとグッタリと倒れた。


「さて……
 とどめを刺しましょうか……」


白銀は、そう言って恋次の頭の上に氷の刃を突き刺す。
恋次は、そこで大量の血を流し動かなくなった。


「さぁ、僕との楽しい戦いを始めましょうか?」


白銀は、楽しそうに笑い戦いのコングが鳴った。
啓司は、どうなったんだろう?
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