SSブログ

ギフト(小説) [ギフト(小説)]

2013年03月13日


俺は、左腕を回復させ終えると白銀に切り付ける。


「いですねぇー。
 その能力!
 僕の能力に相応しい!」


白銀が、そう言って今度は雷を自分の体に張り巡らせる。
そして、一気に解放した。


流石に、雷は炎の大剣プレゲトンでは、防げない。
だけど、俺はチート級の能力者。

俺は、体をゴム化させる。
これは、ワンピースから持ってきた悪魔の実の能力。


「さぁ、この技で死んでください!
 ライジン!」


白銀が、そう言うと雷の嵐が俺を襲う。
しかし、俺には効かない。
何故なら俺は、ゴムだから……


「もう、自慢の技は、終わり?」


俺は、白銀を挑発する。
白銀は、舌打ちをする。


「まだだ……
 まだ、終わりません!
 水や雷がダメなら火と風で!」


俺には、わかる。
白銀は、焦っている。
そして、わかったことがある。
白銀は、殺した相手の能力をコピーできるが、その経験値までは、奪えない。
だったら、経験値を積んでいる俺自身の技で戦うんだ!

白銀が、怒りに満ちた声で俺に呪文をぶつける。


「フレイムトルネード!」


炎の風が俺を襲う。
この勝負、俺の勝ちだ……


俺は、その炎をプレゲトンに全て吸収させた。


「美味しい炎をありがとう」


俺は、笑顔で答える。


「な、なんなのですか!
 貴方は!貴方は、いったい……!」


俺は、白銀の体をプレゲトンで斬る。
白銀は、血を吐きながら言葉を続ける。


「これが、真の星の巡礼者の力なのですか……?
 おお、神よ、僕も星の巡礼者ではないと言うのですか?」

「白銀!
 大人しく投降しろ!」


白銀は、俺をにらむ。
そして、笑う。


「貴方にも死んでもらいます。
 だいばくはつ!」


白銀は、そう言って爆発した。
その爆風は俺を襲った。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

ドリバンAmazon ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。