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旅のタンタル屋さん [トリックスター]

はい、旅のチタン屋です。


一晩放置しても1個も売れませんでした。


昨日の夜、60個中級チタンが売れましたが……


なかなか売れる気配がありません。


3月13日まで、ネイトとマックスが本気を見せてくれる期間です。


でも、たまに露店を閉じて周りの露店を覗いているのですが、タンタルとかチタンとかを安売りしている人がいますね。


たぶん、そっちに流れちゃうんですよね。


かといってこっちもさらに値下げをしちゃうと相場の価格が下がる気もしますし……

なにより、こっちが、利益を稼げれない(ノ_・。)


露店とは忍耐なのだと思う亜金なのでしたー。


ちなみにチタンは中級より初級の方がバンバン売れますね。


初級は、900k前後ですぐにとはいきませんが売れます。

中級は、1.1mでも売れないこともないのですが、なかなか売れません。


ただ、メガロで露店を開くよりマリンデザートで開いた方が売れるかもしれませんね。

製錬に失敗したと思われる方が、ポンポン単発で買ってくれる感じがします。


でも、上級チタンとか売れる気配ないですね。


ホントにこれ、売れるのかな……


タンタルは、意外と売れるんですけどね。

明日のドリルはチタン目的ではなくタンタルをメインで売ろうかな。


タンタルは、中級250k、上級500kで売れる感じです。

初級は中級に交換した方がいいですね。


初級は、70k~100kの間で売れる感じがしますが、なかなか売れません。


うーん。

最近は、地図の相場も下がってきていますし、タンタル売りが一番のお金儲けの方法なのでしょうか……

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かみさまのにっき [かみさまのにっき]

2月26日


昨日、余とカリスファーは、亜金と万桜の元へと向かった。


亜金がプレゲトンを使い万桜を襲っていた。


「万桜、どうなっているんだ!?」


余は、単刀直入に万桜に尋ねた。


「亜金君、雫に操られているみたい……
 雫の能力はキスした相手を自在に操る能力だったの」

「キスしたのか?」

「前にキスされてたじゃない……」

「そう言えばそうだな」

「じゃ、雫を倒せばいいのか?」


余は、そう言って神の刃を出した。


「残念ね。
 私を殺せば、この坊やも死ぬわよ?」


雫は、そう言って亜金の体を抱きしめる。


「だから、万桜は亜金に手を出せないのか……?」

「ええ……」

「くそ……
 何も手立てがないのか?」


余は、神の刃を収めた。


「時間切れを待つのです」


カリスファーが、メガネをクイっと上にあげる。


「時間切れだと?」

「半永久的に操れる能力なんて聞いたことがありません。
 つまり相手の魔力切れを狙うのです」

「へぇー
 賢い子もいるんだー?
 胸は無い癖に」

「胸は関係ないでしょう?」


カリスファーが睨む。


「まぁ、いいわ。
 なんだかもう、飽きちゃった。
 亜金、引き上げるわよ」

「……はい」


亜金は、虚ろな目で頷くと一歩下がった。


「逃げる気?」

「そうよ?
 貧乳の貴方は、強そうだしね。
 どうしても戦うと言うのなら、この子を殺す」

「……く」

「亜金を置いていけ!
 お前だけなら、見逃してやる!」


余は怒鳴った。
しかし、雫はクスリと笑うと亜金の唇にキスをした後、嬉しそうに笑った。


「イ・ヤ♪」


そして、雫は、亜金を連れて姿を消した。


※この物語は、フィクションです。

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