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かみさまのにっき [かみさまのにっき]

3月15日


余と万桜は、爆破された洞窟を見に来た。
白銀と赤の魔道士は、この洞窟を拠点にしていたはずだ。
その洞窟が爆破されたとするならば、様子を見に来るかも知れない。

余と万桜は、そのわずかな掛けにでた。

その掛けは的中。


白銀が、余と万桜の前に現れた。


「やぁ。こんなところで会うなんて奇遇だね」

「奇遇だと?
 余と万桜の存在に気付いて堂々と出てきたくせによくそんなセリフが言えるな?」

「赤君が、言っていたように君たちはパワーアップしているようだね。
 これは、流石の僕も危ないかもしれない」

「本気で言ってるの?」


万桜が、音々斬丸を鞘から出す。


「半分本気で半分冗談かな。
 今の君たちでは僕の足元にも及ばないよ?」

「ボムから聞いてるぞ。
 主は、深手を負っているのだろう?」

「へぇ。
 耳が早いね」


白銀が、そう言ってクスクスと笑う。


「何が可笑しいの?」

「だって、あまりにも君たちが滑稽だからさ……」


白銀は、空から細い剣を召喚させた。


「……戦う気?」

「ああ、もう君たちを生かす理由なんて無い。
 むしろ殺さなくちゃ僕たちの計画に支障が出るレベルになった。
 さようなら、大主君に柊さん。
 君たちといたわずかな時間。
 結構楽しかったよ……!」


白銀は、素早い動きで万桜の背後に回る。
万桜は、それよりも少し早い動きで白銀から間を開ける。

そして、万桜が、白銀に音々斬丸の剣圧をぶつける。


「へぇ……
 本当に強くなったんだ……?」


白銀が、楽しそうに笑う。
余は恐怖した。
その白銀の表情に。
余には、わかった。
本気を出した白銀には勝てないと。
かといって負けるわけにはいかない。

白銀の剣が白く輝く。

負ける!


余たちは、覚悟を決めた時。
白銀の背中に斬撃を入れたモノがいた。


「この瞬間待っていたよ。
 貴方が油断するこの瞬間をね……」

「……クスクス。やられたよ。まさか、君がこんな近くにいるなんて」


白銀は、その場に倒れた。

余は、白銀を斬った男の名前を呼んだ。


「亜金!」

「やぁ、大主君に柊さん、お久しぶり」


亜金が苦笑いを浮かべ余の方を見た。


※この物語は、フィクションです。


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病院 [日記]

3月15日


今日は、阪大病院で甲状せんにできたポリープの再検査をしました。

結果は、異常なし。


ミリ単位での成長もしていないそうです。


ただし、油断は禁物のようで、定期的に検査は、必要だそうです。

次の検査は、9月。

このままポリープが、成長しませんように!



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