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かみさまのにっき [かみさまのにっき]

3月17日



余と万桜は、亜金を亜金の自宅まで送った。

びっくりしないように玉藻にはメールで知らせていた。
にもかかわらず、亜金の姿を見た玉藻は、亜金を抱きしめ泣き崩れた。


「お前が、無事でよかった……」

「……プレさんがね」

「プレさんがどうした?」

「死んだんだ……」

「え?」



玉藻の表情が固まる。


「だから、俺、行かなくちゃ」

「行くって、何処へ?」

「敵を倒すんだ」

「敵を倒す?
 敵とは誰だ?
 それは、危ないことじゃないのか?」

「敵とは雫さんを殺し。
 プレさんを殺しそして優心さんも殺した」

「話は聞いている……
 そいつらは、強いんだろ?
 だったら、お前が行かなくても……
 神様や万桜、クロにシロ、零に藍だっている……
 そいつらは、お前より何倍も強いのだろ?
 だったら……!?」


玉藻が、涙目で亜金を見る。


「俺が、やらなくちゃ行けないんだ……
 この力のせいで俺はずっと虐められてきた。
 この力のせいで俺はバケモノだと言われてきた。
 だけど、今逃げちゃ、本当のバケモノになっちゃう!
 だから、戦うんだ!俺が人になるために!」

「そんなことをしなくてもお前は……!」


玉藻が、そこまで言いかけた時、亜金が玉藻の頭を撫でる。


「玉藻、小さくなったよね。
 昔は、守られてばっかだった……」

「亜金……?」

「だから、今度は俺が守るんだ。
 玉藻だけじゃないこの世界を……」

「バカが……」

「玉藻、泣かないで……
 ホント、困ったお姉さんだな……」


亜金は、苦笑いを浮かべると玉藻の涙を指で拭った。


「亜金……」

「この戦いが終わったらさ、美味しいシュークリームを食べに行こう」

「そんなもの、私が幾らでも作ってやる!
 だから、帰ってこいよ?」

「うん」


亜金は、玉藻に背を向けて歩き出す。
赤の魔道士を探さなくてはな……
そして、今度こそは必ず……


※この物語は、フィクションです。

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内科 [日記]

3月11日


手足の痺れは、日々酷くなる一方。

今日は、内科に行きました。

内科の診断では、内科では、わからないとのことだった。

神経科に行けばわかるかもしれないと言われましたが、神経科でも原因が、わからないと言われました。


阪大病院で、わからないと言われてる。

心療内科の先生にも、原因がわからないと言われている。


どこに行けば治るのだろうか……?


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