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亜金友人帳 [亜金友人帳]

4月9日


今日は、高校へ向かった。
授業で使う教科書を受け取りに行ったのだ。

教室に入ると笹鈴さんが話しかけてきた。


「亜金ちゃ、おはよう」

「おはよう」

「明後日から学校だね」

「うん」

「授業わくわくするね。
 私、ついていけるかな……」

「大丈夫だよ。
 ここの高校の授業は、わかりやすいって有名だから……」


そう、この高校の授業はわかりやすく、その上進学率が高い。
そのため、他府県から入学する生徒も少なくない。


「そっかー」

「……」

「……」


やばい、会話が途切れた。
俺は、会話というモノが苦手で3分以上会話が続いたことがない。


「これ、亜金!」


そう言って誰かが俺の頭を何かで叩く。

ポンと軽い音がした。

俺は、すぐに振り向いた。
すると、そこにはプレさんが、苦笑いを浮かべてそこにいた。


「もっと会話を弾ませなきゃダメだぞ。
 最初会った時に思ったが、亜金は、コミュニケーション能力が低い」

「……」

「それとだな……」


その後、俺は、担任が入ってくるまでプレさんの説教を食らった。


そして、教科書の配布が終わり帰ろうとした時、プレさんが俺の肩を軽くたたく。


「うん?」

「ほれ、帰るぞ」


プレさんが、そう言って手を差し出す。


「この手は?」

「教科書を持つ」

「え?
 てっきりプレさんのことだから、『私の教科書も持て』とかの方が言いそうなんだけど……」

「それは、偏見だぞ。
 私は、こう見えて尽くす女なんでな」


プレさんは、そう言いながら俺から教科書を奪うと歩き出した。
プレさんは、小柄だ。

はたから見ると俺は、児童虐待だな。

俺は、そう思うとプレさんから俺の分とプレさんの分の教科書を奪った。


「なんだ、出来るではないか」


プレさんは、ニッコリと笑うと俺の隣を歩き、そのまま皐月荘まで帰った。
会話はほとんどしなかったけど……


※この物語は、フィクションです。

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泌尿器科 [ニート脱出大作戦!Σ]

4月9日

今は、泌尿器科に来ています。

ただ今の待ち時間、あと11人。


8時30分に到着して少し待っている状態。

なんか、今日は、病院が混んでいます。


いつもと同じ時間に家を出たのですが、呼ばれる気配なし……






ただ、病院の近くの道の桜が、綺麗だった。

覚えていたら、撮ろうかな。




追記

まだ、満開とは言えませんが……

桜は綺麗に撮れました。


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