にゃんこ

にゃんこ先生、UFOキャッチャーでＧＥＴだぜー

このぬいぐるみは、1回200円もしたー

最近、ＵＦＯキャッチャーも値上がりした気がする……

まっしろなティスタメント（小説）

2012年07月09日


月曜日。
嫌な一週間の始まり。
月曜日。
憂鬱な日の始まり。
月曜日。
何もない一週間の始まり。


何が言いたいかと言うと……
暇なのだ。


ポケモンも1人でやっていても寂しさを感じる。


なので、庭に散歩に出ることにした。

今日もいい天気だ。

ちょっと庭でひなたぼっこでもするか……


俺は、そう思い庭のベンチに座る。

朝だから、さほど暑くはない。
でも、なんかちょうどいい。


俺は、ウトウトしながら瞼を閉じた。


「もしもし？」


誰だ？


「大丈夫ですかー？」


この声、知っているような。
知らないような……


俺は、ゆっくりと目を開ける。
すると物凄く綺麗な女の人が、俺の方を見ている。
でも、全く知らない人だ。


「あ、えっと……」

「よかった。
　生きてた」

「貴方は？」

「私は、田村ゆかりと言います」

「あ、俺は詩空　亜金です」

「亜金さん？変わった名前ですね」

「よく言われます」


俺は、苦笑いを浮かべた。
そして、気づいた。
ゆかりさんの体にある痣。
そして、ほんのりと大きなお腹。
赤ちゃんがいるのかな？

俺が、ゆかりさんのお腹を見ているとゆかりさんが照れ笑いを浮かべる。


「この体の中には、赤ちゃんがいるんだ」


ゆかりさんは、ニッコリと笑った。
とても嬉しそうに笑った。


「おめでとうございます」

「ありがとう」


ゆかりさんは、微笑みながら俺の隣に座った。
そして、暫く雑談をした後、千春ちゃんに見つかり俺は病室へと引っ張られた。
んー。
もうちょっと話していたかったかも……