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さよならGocco [日記]

さよならGocco


たぶん、Goccoではこの作品が最後となります。

まっしろなティスタメントは、引き続き書きますが……

Goccoでは、きっとこれが最後になるでしょう。

俺の思い出と共に描く小説です。
頑張るぞ><

まっしろなティスタメント(小説) [まっしろなティスタメント]

2012年08月12日


今日は、日曜日。
入院生活が長いと曜日の感覚が無くなる。
テレビで曜日の確認をしているけれど……
そのテレビもオリンピックばかりやっているので、曜日の感覚が無くなってくる。

子供たちは、今日も俺の部屋でポケモンをしている。

俺は、少し飽き気味だけど美穂は、ハマっているみたいだ。


「兄ちゃん、相変わらずポケモン弱えなぁー」


元太君が、そう言ってケタケタ笑う。


「流石にミューツー6匹の部隊には勝てないよ」


俺がため息交じりに答えると充君が、笑う。


「じゃ、今度はこのブラッキー部隊が元太君の相手をしましょう!
 亜金さんの敵討ちです!」


充君は、そう言って元太君とポケモン勝負をする。

勝ったのは充君だった。


「充のブラッキー強いな!
 俺のミューツーの技、全然効かない……」

「じゃ、充君!
 今度は私のリオル部隊と勝負だよ!」


歩ちゃんが、そう言って2人はポケモン勝負をした。
最近の子は、1つのポケモンを育てるのが流行っているのか?

俺の時は、色んなポケモンを強くするのがセオリーだったけど……


愛ちゃんは、隼人君とポケモン勝負をしている。
こっちは、いい勝負をしているみたいだ。


「あ……負けた」


愛ちゃんがボソリと呟く。


「愛は、可愛いポケモンだけを育てるのをやめよう。
 不細工でも強いポケモンは沢山いるんだからさ……」


隼人君が、そう言うと愛ちゃんが答える。


「可愛くないポケモンはポケモンじゃないよ。
 それに、虫なんて育てたくないもん……」

「虫でもかっこいいヤツはいるぞ?
 デディバとか……」

「虫、嫌い……」

「そっか……
 それでは、僕の氷ポケモン部隊には、勝てないよ」

「が、がんばるもん……」


愛ちゃんが、そう言うと俺の方を見た。


「お兄さん勝負しよう?
 私のミニリュウ部隊と……」

「ミニリュウ?
 どうして進化させないの?」

「進化させたら、可愛くなくなるから……」

「そっか……」


うん。
ポケモンをやったことのない人にはわかんないだろうけど……
ミニリュウでは、隼人君の氷ポケモン部隊には勝てないだろう……

こうして俺の暇な日曜日が過ぎていった。


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