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ボイスペットデザインコンテストに参加したいけど……

ボイスペットデザインコンテストに参加したいけど……



今の、俺には画力がない。



なので、こんなのを作ってみた。

ゲルンガ.jpg



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まぁ、人型じゃないから閃光対象外だけどね><
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まっしろなティスタメント(小説) [まっしろなティスタメント]

2012年11月14日


愛ちゃんが今日の朝早く目を覚ました。
俺は、それを聞いたすぐ後に美穂と一緒に愛ちゃんの病室に向かう。
愛ちゃんは、管につながれていて、とても苦しそうだった。
そばには隼人君が、辛そうな表情でこちらを見ている。
でも、俺と美穂を見た隼人君の表情はどこか安心したような表情だった。
俺に気付いた愛ちゃんが、精いっぱいの笑顔で弱弱しく笑う。


「あ、亜金さんだー」

「ああ、亜金さんだよ」


俺は、冗談ぽくいってみる。


「亜金さん、おはよう」

「ああ、おはよう」

「隼人君がね、ずっとそばに居てくれたんだよー」

「そうか、よかったな」


そして、俺はゆっくりと視線をずらして愛ちゃんのそばに居る老人夫婦を見る。


「あの……
 貴方たちは?」


老人夫婦は、俺たちの方を見て不安げに訪ねてきた。


「俺は、詩空亜金です。
 んで、こっちが……」

「杉並……美穂です」


美穂がそう言って頭を下げる。


「ああ、貴方たちが……
 愛から話はいっぱい聞いています。
 私は、この子の祖父の水野 清輔(みずの きよすけ)です」

「私は、その妻の希世(きよ)と言います」


2人は、そう言って深々く頭を下げる。


「私見れるかな?」


愛ちゃんが、心配そうに呟く。


「何を見るんだい?」


清輔さんが、そう言って愛ちゃんのそばに行く。


「17日の流星群……」

「大丈夫。
 きっと見れる……
 それに17日に見れなくてもまた次があるから……」


隼人君が、そう言って愛ちゃんの手を握り締める。


「次っていつかな?」

「それは、わからないけど……」

「その頃には、私たち結婚してるかな?」

「え?」

「私、隼人君と結婚したい」

「うん!そうだね。
 次のしし座流星群の頃までには結婚しよう!」


隼人君は、そう言って小さく笑う。


「約束だからね」


愛ちゃんは、隼人君と指切りをした。
俺は泣きそうになるのを必死に堪えた。

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