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お問い合わせ [レックリングハウゼン病]

今日、レックなどののシミを隠す化粧品を扱っている会社にお問い合わせしました。

自分に合った色を探したかったから直接訪問しようかと思って電話したのですが……

インターネットでの受付しかやっていないと言われました。

東京にある会社なのですが……

直接訪問して自分に合った色と方法がわかるのなら行く気満々でしたが……

残念。

結局は、サンプルを自宅に送ってもらうことになり、その後わからないことがあれば電話って形になりました。

サンプルは、手元にあるんですけどね……

残念……
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まっしろなティスタメント(小説) [まっしろなティスタメント]

2012年11月19日


月曜日。

愛ちゃんの様態が急変したのが、昨日の夜。

小児病棟の方が騒がしいので、美穂と覗きに行ったら愛ちゃんが個室に運ばれるのを見た。

今は、少し落ち着いている。

なので、少しの間だけ面会を許された。
俺と美穂は、愛ちゃんの病室に訪れる。


「愛ちゃん……
 大丈夫?」


美穂が、心配そうに愛ちゃんに尋ねる。


「美穂さん、大丈夫だよ」

「そう、よかった」

「でもね。
 私、わかるんだ……」

「わかるって何が?」

「私、もうすぐ死ぬんでしょ?」

「え……?」


美穂と俺は言葉を失う。
そう、もうすぐ愛ちゃんのその命は消える。
それは、銘先生から教えてもらった。


「やっぱりそうなんだ……」


愛ちゃんが、辛そうな表情を見せる。


「なにかやりたいことはない?」


もう、知っているのなら悔いのない最後の人生を愛ちゃんには送ってほしい。
俺は、意を決して愛ちゃんに尋ねる。


「私ね、お嫁さんになりたい」


俺と美穂は、顔を合わせた。
そして、頷く。


「わかった」


俺は、頷いた。


「ちと隼人君を男にしてくる!」


俺は、愛ちゃんの病室を出た。
そして、小児病棟に向かい隼人君の前に立つ。


「隼人君!
 男になってこい!」

「え?」

「愛ちゃん、危ないのはわかっているだろう?
 だから、隼人君、愛ちゃんの願いを聞いてやってくれ」

「でも、僕は愛に酷いことを……」

「隼人君は、酷いことなんてしていないよ。
 愛ちゃんの為にしたことなんだろう?」

「うん」

「だから、愛ちゃんと結婚して!」

「結婚って、男は18歳にならないとできないんだよ?」

「式をあげるんだ……」


隼人君が、静かに頷く。


「それが、愛の為になるのなら、僕は愛の為になんでもする!」


隼人君の決断は、早かった。


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