SSブログ

ギフト(小説) [ギフト(小説)]

2013年01月28日


隼人君が、ギフト能力者であることには驚いたけど俺は夕貴さんをお姫様抱っこして走った。

俺は、空いている病室に入った。


病院から出るか?
警察署に行くか?


色々考えた。
しかし、答えなど見つからない。
とりあえず、啓司に連絡をしなくちゃ……
俺が、携帯を構えると誰かが俺の肩を叩く。

振り返るとそこのは、啓司がいた。


「携帯を取り出して誰に連絡するつもりだったんだ?」

「啓司に応援を呼ぼうかなと……」

「はぁ……
 この状態で電話するか?普通……」


啓司が、ため息をつく。


「あはは……」


俺は、笑ってごまかす。
すると病室の壁が、破壊される。
現れたのは、恋次だった。


「見つけたぞ……」


恋次は、そう言って俺をにらむ。


「お前の相手は、歌じゃないのか?」

「歌は、あの方が倒す。
 俺は、お前を生け捕りにする。
 解ったら、大人しくしろ……」


俺を生け捕り?
どういうことだ?


「夕貴さんが、狙いじゃないのか?」

「その女は、卓が殺す……」

「殺させるか!」


啓司が、銃を構え数発の銃弾を放つ。


「啓司は、どうしてここへ?」

「水菜議員に頼まれて、陰で夕貴さんを張ってた」


そう言えば、水菜議員が言っていたな。
優秀な刑事を用意したみたいなことを……
それが、啓司だったのか……


啓司が放った銃弾は、恋次が叩き落とす。


「この程度のスピードで、俺を倒せると思ったか!」


恋次が、笑う。


「亜金、連携で戦うぞ……」

「うん!」


俺は、8個のファンネルを召還させると構えた。


「さぁ!開戦だ!」



啓司のその一言で、戦いが始まった。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。