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肉!憎く!29 [グルメ]

ステーキのどん_ステーキ・ソーセージ.jpg


今日は色々ありました。

とりあえず、肉食いました。

でも、筋ばかりで、切れない、歯に挟まる、硬い……
なんだかなぁーって感じの味でした。

ソーセージは、粗びきで美味しかった。
ソーセージは良いよね、こういう部位のはずれって少ない気がする。


この肉喰い難くて憎いよう……
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ギフト(小説) [ギフト(小説)]

2013年03月03日


日曜日、曇り。


老人についていった先には小屋があった。
小屋の中のベッドの上で、女の子が1人、うなされていた。


「兄ちゃん、治せるかぇ?」


老人が、俺に尋ねる。
そして、その問いに俺は問い返す。


「この子……病気ですか?」

「そうじゃよ。
 この子は、短命……
 主に治せるかのぅ?」


老人の口調が変わる。
それと同時に溢れんばかりの殺気を俺に放つ。


「お前は、誰だ!?」

「ワシか?
 ワシの名前は、フィサフィー。
 時の巡礼者亜金よ。
 この世界でも逢えるとは、ワシは嬉しいぞ!」


フィサフィーと名乗る老人は、杖をだしそれを上にあげると頭上に大きな火の玉を作る。
その火の玉はだんだん大きくなり、それを俺と女の子の方に向けて投げる。

どうする?

この女の子も罠か?


俺が、迷っていると女の子が、俺の顔見て笑う。
やっぱり罠か……?


「亜金……?
 ピノに会いに来てくれたのですますか?」

「え?」


女の子の顔が、顔を赤らめ、嬉しそうな表情を浮かべる。


俺の体は、無意識に動く。

俺は、女の子を抱き上げるとATフィールドを展開させた。

炎はあちらこちらに飛び散り周りは火の海になった。


「大丈夫?
 えっとピノちゃん?」

「亜金、変ですます。
 ピノはピノですます。
 『ピノちゃん』ではないですます」


この子は何を言っているのだろう?


「えっと、ピノ大丈夫?」

「大丈夫ですます……」


ピノは弱弱しく言った。
絶対に大丈夫じゃない、それくらい俺にもわかる。

振り向くとフィサフィーの姿は、無かった。
アイツは、何をしたかったのだろう。


俺は、ピノと抱き上げると里杏ちゃんがいる病院へと向かった。


「この子どうしたの?」


里杏ちゃんが、俺の方を見る。
俺は、事情を話した。


「とりあえず、この子を観るわ。
 この子は、怪我じゃない病気でもない……
 何かこう別なものがあるわ」


里杏ちゃんは、他の看護師に指示を出して、治療室へと運んだ。


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