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ニート脱出大作戦Σ [ニート脱出大作戦!Σ]

2013年03月17日


今日は、はたらくから、2社応募。
どちらも派遣会社です。
事務の仕事です。

まずは、書類選考でしょうね。
受かりますように……

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ピノの旅(小説) [ピノの旅]

――3月17日


夢の続きは、残酷で……
それは、孤独を思い出す。
孤独とは、ずっと1人でいる時より、誰かと一緒にいて、そこから離れたときに感じてしまう虚しさ。
それが、孤独なのだ。

父さんと母さんが、俺に視線を合わせる。
そして、父さんが口を開く。


「亜金。
 今日から、この館がお前の家だ」

「え?
 こんな大きな家に?」

「ああ。
 そうだ……」


それにしても荷物は少ない。


「夜逃げ?」


俺は、それしか思いつかなかった。


「そうじゃない。
 今日から、亜金。
 お前、1人でここで暮らすんだ」

「え?父さんと母さんは一緒じゃないの?」

「ああ……
 そうだ。
 亜金は、もうお兄ちゃんになるんだから、それくらいできるよな?」

「出来ないよ!
 俺、寂しいよ!」

「もう一つ、言わなければいけないことがある。
 お前は、この館から一生出てはいけない」

「え?」


頭の中が真っ白になる。


「それが、お前の為なんだ……」

「そんなの寂しいよ!」

「お前にこの剣をあげよう」



父さんが、表情を変えずに一本の剣を空間から召喚した。


「赤い剣?」


父さんが、俺に剣を持たせる。


「うん。
 かっこいいぞ!」


父さんがニッコリと笑い俺の頭を撫でる。
剣は大きいのにものすごく軽かった。


「へぇー
 この子筋が良いわ!」


剣がしゃべった。


「父さん、剣が喋ったよ?
 これ、ものすごく高かったんじゃない?」

「この剣は、我が家の家宝だ。
 これからは、この剣がお前の師となり母となり父となる。
 ちゃんと言うことを聞くんだぞ!」


父さんは、もう一度、俺の頭を撫でると母さんと赤ちゃんを一緒に魔法でワープして消えた。

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