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腹ペコポーラーの冒険その16 [腹ペコポーラーの冒険(トリスタ)]

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なぁ、知ってるー?

キティちゃんって、ペルシャネコ2匹とジャンがリアンハムスターをペットに飼ってるねんでー。
ネコがネコを飼うってシュールやなぁー


まぁ、そんな訳で16回目の骸ちゃんの日記スタートや。

今日はなー

イベガデビューやー。
アイテム全然落とさへんなぁー。


そして、そろそろ所持が厳し鳴ってきてしもうた。
エリクサー50個とマナポ60個持てば、所持は74%や。
クエ品集めなあかんさかい非常に厳しいんや。
この辺からクエ品が、重なるからなぁー

でも、辛いさかい憂さ晴らしにちとトムベスに挑もうかと思うんやけどたおせるかなぁー?

そしてな、ちと悩みがあるねん。
属性ハンマーが欲しいねんけど110のスロ3の属性ハンマーが手に入らへん。
店で見かけても高い……

だからなー、アクセサリーをマイショップで買おうかと思うんやけど……
どうなんかなぁー?

と思ってるねん。

買った方が狩は楽になるんやろうか?

ちなみにウチは、スキル系の子やからクレイジー系のスキルは一切持ってないんよー
だから、どうなんかなーと悩んでしまう。

ハンマースローの威力に涙目のウチに明日は来るのか……?


次回、骸、トムベスに行く!

次回も、腹減り!腹減り!腹減り!
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ピノの旅(小説) [ピノの旅]

――4月14日



サクライーターは、昨日のピノの魔法によりあの場にいたサクライーターは、撃退することができた。
と言うか、残っていたサクライーターもあの魔法を見てみんな逃げてしまった。


逃げる=来年も来る


なのでまだ、俺たちの討伐は終わっていない。
と言うか、俺たちはあの後地元の人に怒られた。

と言うのも、地元の人たちは、サクライーターの肉も楽しみにしていて桜の季節以外の時期は、サクライーターの肉を食べれる町としても有名だったらしい。


外の世界には色々あるもんだと実感した。
残りのサクライーターは、討伐隊と協力して倒すことになった。

と言っても、空猫さんと星さんとは組んで進むことになった。


これから、1週間は討伐期間らしい。


サクライーターは、まだまだ残っている。

星さん曰く、数百~数千は、毎回狩っているらしい。
サクライーターは、草モンスター。

死んでも種を他の場所に飛ばすため、毎年毎年産まれては桜を食い散らし町に被害を与えている。


「亜金君」


星さんが、俺に話しかけてきた。


「なんでしょう?」

「今後、広範囲魔法は、禁止だよ?
 桜も傷つけちゃうしサクライーターの肉も取れなくなるしね」

「はい……
 すみません」


その光景を見たピノが、しょんぼりとして星さんの方を見る。


「ピノちゃんどうしたんだい?」

「あの魔法はね、ピノが使ったの。
 だから、亜金は悪くないの……」


ピノは、今にも泣きそうな顔だった。


「……そうなのか。
 じゃ、ピノちゃんも広範囲魔法は、禁止で頼むよ」


星さんは、そう言ってピノの頭を撫でた。


「うん!」


ピノは、とびっきりの笑顔で頷いた。


「にしても、この数……
 聞いてないよ?」


空猫さんが、星さんにファイルを持って尋ねる。
顔が、ニコニコ笑っているので怒っているのかどうかさえわかんない。


「すまないね。
 今年は、異常気象でサクライーターの数が多いんだ」


星さんが、謝るとプレゲトンがため息をつく。


「その分報酬は、増えるんだろうな?」

「ああ、もちろんさ」


星さんが、笑う。
今日は、一日休暇、何して過ごそうかな。
明日からは、またサクライーターの討伐だ。

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