ボクはネコゾンビでご主人さまは女子高生29

「で。
　コイツは、どうするの？」

「今回は、警察に引き渡しですね」

「その前に魔力を吸いとってもいい？」

「ええ。
　どうぞ、魔力は全部吸いとってください。
　再び、悪さが出来ないように……」


星新一が、そう言うとマカは山田に近づいた。


「な、なんだよ……」


マカは、そっと男の額に手を当てた。


「マジックドレイン」


マカは、そう言って山田の魔力を吸いとった。


「これで、吸収完了よ」

「また、少し強くなりましたね」

「うん。
　私は、魔力を吸うたびに強くなれるから……」


星新一は、ニッコリと笑った。

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