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ボクはネコゾンビでご主人さまは女子高生61 [ボクはネコゾンビでご主人さまは女子高生]

「おや?
 マカさん、おかえりなさい」


星新一は、しれっとした態度でマカに挨拶した。


「『おかえりなさい』じゃない!
 どうして、私を飛ばしたのよ!」

「あの場で、貴方を戦わせて居たら貴方を失う事になっていましたからね」

「で、勝ったの?」

「えへ。
 逃げられちゃいました」

「逃げられたですって!
 あんな化け物逃がしてどうするつもりよ!」


マカは、怒鳴った。


「マカさん。
 貴方もここに座りなさい」


理事長は、マカに言った。


「は、はい……」


マカは、星新一の隣に座った。


「今問題にしなければいけないのは、星さんが、マカさんを魔法で飛ばした事ではありません。
 中川志郎をどうするかです。
 このまま放っておいたら被害は拡大するばかりでしょう」
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