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ボクはネコゾンビでご主人さまは女子高生62 [ボクはネコゾンビでご主人さまは女子高生]

「でも、どこに行ったかはわからないので、どうする事も出来ません」


星新一は、淡々とした口調で理事長に言った。


「そこで、魔女マカさん」

「はい」

「貴方には、暫く学校を休んでいただきます」

「え?」


マカは、突然の理事長の提案に驚いた。


「中川志郎は、次に貴方を狙うでしょう。
 なので、貴方には星さんと一緒に修行の旅に出てもらいます」

「どうして志郎は、私が狙っているとわかるのですか?」

「貴方が、中川圭の敵だからです。
 あー見えて、あの人は弟想いで評判だったのです」

「じゃ、この学園に志郎が来たのは、私のせい……?」


マカは、落胆した。


「いえ、志郎がここに来たのは、偶然でしょう。
 ですが、圭の敵が、マカさんだと解った今。
 次に狙われるのは貴方です。」


理事長は、真剣な眼差しでマカを見た。
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