ボクはネコゾンビでご主人さまは女子高生63

「修行ってどうすればいいのですか？」

「この学園にある、精神と修行の部屋に入ってもらいます」

「なんですかその部屋は……？」

「昔からこの学園にある魔女の修行部屋です。
　マカさんの魔力は、この学園で中の下。
　でも、貴方の能力はかなり貴重なのです」

「私の能力？」


マカは、首を傾げた。


「貴方の血筋ですね。
　女狩りから魔力や能力を奪う事が出来る能力……
　これは、かなり貴重です。
　その能力、志郎に与えるわけにはいきません！」

「能力を与える？」

「志郎の能力は、生物の生き胆を食べる事でその生物の能力や魔力を奪う事が出来るのです」

「それって……」

「つまり志郎は、魔力を食べれば食べるほど強くなります。
　貴方は、基礎能力をつけなければ、志郎に勝てる事は出来ないでしょう」

「……私、勝てるのですか？」

「それは、貴方次第です」

「さぁ、マカさん時間が、ありません。
　今すぐ精神と修行の部屋に入ってください！」


理事長は、そう言うと星新一に鍵を渡した。


「では、マカさん向かいましょう！」


星新一は、そう言うとマカを立ちあがらせた。

そして、ボク達は、精神と修行の部屋に入る事になった。

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