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ボクはネコゾンビでご主人さまは女子高生64 [ボクはネコゾンビでご主人さまは女子高生]

星新一とマカとボクは、精神と修行の部屋の前に居た。
そして、今、星新一が扉を開けようとしている。

「さて、扉を開けますよ?」

「うん」


星新一が、扉を開けるとボク達は、光に包まれた。


「まぶしい!」


久しぶりに喋ったボクの言葉は、『まぶしい』だった。
光が溶けてボク達の目の前に広がった世界は、まるでゲームの様な風景だった。


「って!
 ここは、どこ?」

「ここは、簡単に言えば、RPGの世界ですね」

「RPGって、ゲームの?」

「そうです。
 ここで、マカさんとボク君の基礎能力を上げてもらいます。」

「ボクも?」

「そうです。
 使い魔の貴方にも強くなってもらいます」


星新一は、そう言ってニッコリと微笑んだ。



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