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ボクはネコゾンビでご主人さまは女子高生73 [ボクはネコゾンビでご主人さまは女子高生]

ボクは、アストラルに連れられて星新一とは、別の広場に連れてこられた。
そして、ボクの体をゆっくりと地面の上に置いた。


「ボク君にはね、まずは魔法を覚えてもらおうと思うの」

「ボク、魔法なんて使えないよー」

「大丈夫。
 貴方にも特殊能力はあるのよ?」

「特殊能力?」

「ヒーローと言う能力でね。
 倒した敵に応じて経験値の様なものが溜まるのよ。
 これは、物凄く強い使い魔になれるのよ?」


アストラルは、そう言ってニッコリと笑った。


「強い使い魔……」

「そう、それには、まず弱いスライムから倒してもらうわ」

「ボクがんばる!」


ボクが、気合を入れたのを確認するとアストラルは、一匹のスライムを召喚した。


「ぎゅいぎゅい!」

「なに?
 このぷにぷにのモンスター。
 これが、スライム?」

「そうよ……
 さぁ、頑張ってね」
 
「うん!
 頑張る!」

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