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小説:余命宣告 [余命宣告]

11月24日


今日は、内科で診察をして貰いました。
最近、頭が痛いのです。

額は、何かに縛られたような痛み。
後頭部は、ズキズキするような痛み……

そして、立ち眩みとは違う、ふらつき。
でも、何度検査しても、その部分に関しては、原因不明。
白血病とは関係ないらしい……

なので、気になるので調べて貰っているのです。
でも、原因がわかりません。

頭痛止めの薬も貰っているのですが、効果は変わらず。
薬を変えてもらいましたが、治るかどうかわかりません。

ふぅ……
頭が痛いです。


今日は、久しぶりに内科で見てもらった後、公園に散歩に行ってきました。
愛ちゃん達は、居ないみたいだ……。

にしても、寒いですね。
上着を持ってこればよかったかも……
俺は、そう思いながらもベンチに座って、空を見上げた。

空は、何処までも青く。
そして、青かった……


「ちょっと!
 何やってるんですか!」


千春さんの怒鳴り声が聞こえる。
あぁ、千春さん怒鳴ってるや……
看護婦の仕事って、大変なんだな……
あ、今は、看護師って言わないとダメなんだったっけ?
まぁ、今は、そんなのは、どうでもいいか……


「コラ!亜金!聞いているのか!」


千春さんが、そう言って俺の目の前に現れた。


「風邪をひいたらどうするんですか!」


どうやら、俺が怒鳴られているらしい。


「大丈夫。
 俺は、馬鹿だから風邪ひかないよ……」

「それでもダーメ!」


千春さんは、俺の手をひっぱり俺を病室へと連れていかれました。

そして、誰も居ない個室へと運ばれました。

なんか、寂しいです。
寂しいけど……

続きは、明日。




※この物語は、フィクションです。
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