ニートライター亜金の事件簿 [ニートライター亜金の事件簿]
5月5日
今日は、子供の日。
だけど、遙はもう泣きながら宿題をしている。
どんだけ宿題があるんだ……
と思ったら、いつもより余計にやっているらしい
他にする事がないらしい。
「暇なのなら、DSでもやったらどうだ?」
「DSも飽きた……」
「そうか……」
「亜金」
遙が、目に涙を浮かべながら俺の方を見る。
「なんだ?」
「ひらぱー行きたい」
「……」
俺は、ゆっくりと啓司さんの方を見た。
啓司さんは首を横に振った。
「犯人が捕まったらな……?」
「うー」
遙は、うずくまった。
「じゃ、俺は行ってくる」
俺は、逃げるようにその場を去った。
「いってらしゃい」
遙の涙交じりの声が切なかった。
俺は、コインロッカーに行く前にシュークリームをジョフランで買った。
そして、それを持って由香ちゃんの元に向かった。
「由香ちゃん」
俺は、由香ちゃんの隣に座るとゆっくりとシュークリームが入った箱を出した。
「これは……?」
「シュークリーム」
「シュークリームって何?」
「美味しいから食べてみ」
「うん」
由香ちゃんは、箱を丁寧に開けるとシュークリームを取りだした。
そして、それを口に運んだ。
「美味しい」
由香ちゃんの表情が、にぱっと変った。
※この物語はフィクションです。
今日は、子供の日。
だけど、遙はもう泣きながら宿題をしている。
どんだけ宿題があるんだ……
と思ったら、いつもより余計にやっているらしい
他にする事がないらしい。
「暇なのなら、DSでもやったらどうだ?」
「DSも飽きた……」
「そうか……」
「亜金」
遙が、目に涙を浮かべながら俺の方を見る。
「なんだ?」
「ひらぱー行きたい」
「……」
俺は、ゆっくりと啓司さんの方を見た。
啓司さんは首を横に振った。
「犯人が捕まったらな……?」
「うー」
遙は、うずくまった。
「じゃ、俺は行ってくる」
俺は、逃げるようにその場を去った。
「いってらしゃい」
遙の涙交じりの声が切なかった。
俺は、コインロッカーに行く前にシュークリームをジョフランで買った。
そして、それを持って由香ちゃんの元に向かった。
「由香ちゃん」
俺は、由香ちゃんの隣に座るとゆっくりとシュークリームが入った箱を出した。
「これは……?」
「シュークリーム」
「シュークリームって何?」
「美味しいから食べてみ」
「うん」
由香ちゃんは、箱を丁寧に開けるとシュークリームを取りだした。
そして、それを口に運んだ。
「美味しい」
由香ちゃんの表情が、にぱっと変った。
※この物語はフィクションです。
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