ニートライター亜金の事件簿 [ニートライター亜金の事件簿]
5月19日
今日もすこぶる天気だ。
俺は、朝一番に由香ちゃんが暮らす孤児院に向かった。
「あれ?
亜金さん、どうかしたんですか?」
斎藤さんが、俺に尋ねる。
「由香ちゃんをお母さんに会わせてあげようかなと……」
「え?
でも、由香ちゃんのお母さん、心を病んでいるんですよね?」
「うん」
「会って大丈夫なのですか?」
「それは、わからない……
だけど、会わないより会った方が良い気もするんだ」
「そう……ですね。
わかりました」
俺は、斎藤さんに連れられ客間まで案内された。
そして、すぐに院長が顔を出してくれた。
院長先生は穏やかなお爺さんって感じの人だ。
「由香ちゃんをお母さんに会わせるのかい?」
「はい。
いきなりですが、そちらの都合さえ良ければ明日会いにいけたらと思います。
もちろん俺一人じゃない、御幸……いや、弁護士の友達も一緒です」
「それって西郷さんですか?」
裏で話を聞いていたのか、斎藤さんが現れた。
斎藤さんが、仲間にして欲しそうな目でこちらを見ている。
「わかった。
じゃ、この奈留ちゃんを連れて行く事を条件に許可しましょう」
「ありがとうございます」
俺は、深く頭を下げた。
「あと由香ちゃんには、まだ内緒でお願いします。
期待してダメになったとなったらショックだろうと思うので……」
俺が、そう言うと斎藤さんと院長先生は、快く頷いてくれた。
明日は、忙しくなるぞ!
※この物語は、フィクションです。
今日もすこぶる天気だ。
俺は、朝一番に由香ちゃんが暮らす孤児院に向かった。
「あれ?
亜金さん、どうかしたんですか?」
斎藤さんが、俺に尋ねる。
「由香ちゃんをお母さんに会わせてあげようかなと……」
「え?
でも、由香ちゃんのお母さん、心を病んでいるんですよね?」
「うん」
「会って大丈夫なのですか?」
「それは、わからない……
だけど、会わないより会った方が良い気もするんだ」
「そう……ですね。
わかりました」
俺は、斎藤さんに連れられ客間まで案内された。
そして、すぐに院長が顔を出してくれた。
院長先生は穏やかなお爺さんって感じの人だ。
「由香ちゃんをお母さんに会わせるのかい?」
「はい。
いきなりですが、そちらの都合さえ良ければ明日会いにいけたらと思います。
もちろん俺一人じゃない、御幸……いや、弁護士の友達も一緒です」
「それって西郷さんですか?」
裏で話を聞いていたのか、斎藤さんが現れた。
斎藤さんが、仲間にして欲しそうな目でこちらを見ている。
「わかった。
じゃ、この奈留ちゃんを連れて行く事を条件に許可しましょう」
「ありがとうございます」
俺は、深く頭を下げた。
「あと由香ちゃんには、まだ内緒でお願いします。
期待してダメになったとなったらショックだろうと思うので……」
俺が、そう言うと斎藤さんと院長先生は、快く頷いてくれた。
明日は、忙しくなるぞ!
※この物語は、フィクションです。
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