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かみさまのにっき [かみさまのにっき]

12月13日


今日は、火曜日。

うむ。

天気は、曇りだ。


今日も学校に向かう。

教室に向かうとそれは、たいそう大きな胸が、余に話しかけてきた。


「神様。
 おはよう!」

「主は、誰だ?」

「クラスメイトの、白凪 笹鈴(しらなぎ ささね)だよ」

「笹鈴だな。
 覚えた」


余は、胸を張って答えた。


「で、あそこで寝ているのが、座 来栖(ざ くるす)だよ。
 私の幼馴染なんだー」

「うむ!
 男の子とは、どうでもいいが覚えた!」

「うむ!
 よろしくお願いするぞ!」


笹鈴が、余の真似をして胸を張る。


「ところで、笹鈴」

「なに?」

「胸を揉んでもいいか?」

「え??」


その時、余の頭に衝撃が走る。


「神様!
 それ、セクハラだぞ!」


万桜だった。

万桜が、竹刀で余の頭を殴った。


「万桜、痛いではないか……」

「当り前よ。
 殴ったのだから……」

「なぜ殴るのだ?
 余には、笹鈴の胸を揉む権利もないのか?」

「ないよ……」


笹鈴が、答える。


「余は、ショックだ。
 この世に存在する全ての胸は、余が揉む為に存在していると言うのに……」

「なにそれ……」


万桜が、呆れた顔で余の顔を見る。


「神様おもしろいね」


笹鈴が、笑うが、万桜の目が怖い。
余は、そうそうに自分の席へ撤退した。


※この物語は、フィクションです。



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