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かみさまのにっき [かみさまのにっき]

1月30日


今日は、月曜日。

昨日、一昨日と殺人事件が、起きていないとはいえ、殺人事件が連日に起きている。

なので、学校は暫く休みらしい。

さっき、担任の村井先生から電話があった。

むむむ。
学校は、楽しみにしていただけに何か寂しいぞ……


余は、朝食兼昼食をすませるとため息をついた。


「暇だな……」


余は、何気なく空を眺めていると余の携帯が鳴った。

携帯の件名を見ると「カリスファー」と出ていた。
余は、電話に出た。


「神だ」

「神様、お久しぶりです。
 カリフファーです」

「ああ」

「この間、頼まれた“赤の魔道士”のことですが……」

「あ、ああ……
 そんな、ことを頼んでいたな」

「はい。
 赤の魔道士の情報を検索することが出来ませんでした。
 人間界、魔界、悪魔界、天界、天使界……
 全てのデーターベースに照合してみましたが、赤の魔道士の情報はありませんでした」

「まさかとは、思うが……
 赤の魔道士をそのままの本名で調べていないだろうな?」

「そ、そんなことする訳、ないじゃないですか!」


カリスファーの頭の上に怒の文字が浮かび上がるのが、安易に想像できる。


「なら、いい……」

「元気が無いみたいですが……
 なにか、あったんですか?」

「ああ――」

余は、カリスファーに全てを話した。

イクシルのこと。
雫のこと。
雫との戦闘に不戦敗したこと。


全てを話した。


「イクシルに触れたんですね……」

「ああ」

「だったら、あとは地道に修行して強くなるだけです」

「修行って、具体的にどうやるんだ?」

「幸い枚方市にも、神族専用の修行場が1ヶ所あります。
 そこに行かれてはどうでしょうか?
 毎日1~2時間、修行するだけでもかなり違いますよ?」

「その場所を教えてくれ……」

「その場所は――」

余は、カリスファーにその場所を聞きその修行場に向かうことにした。
さて、学校が休みの間に少し強くなるか……


※この物語は、フィクションです。


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