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亜金友人帳 [亜金友人帳]

5月6日


世間では、ゴールデンウィークと言われているけれど……
俺は、しがない学生。
今日は、もちろん休日。


そして、最後の休日。
きっと今日も邪魔が入るだろう。

いや、充実した日だったと思う。
海も、成田山もひらパーもそれなりに楽しかった。

結構楽しかった……

楽しすぎて体力を使いすぎた……

なので、今日はまったりとした休日を過ごすべく……
枚方の駅をブラブラすることにした。


朝は、リッチに朝マック。


六花は、朝から遊びに出かけているから別行動。


朝を食べたらツタヤで、本を見てゲームを見てブラブラしていると……

レテさんが、1人で本を読んで居た。

さて、どうしようかな……

レテさんとは、数回お弁当を一緒に食べただけで、プレさんやタナトスさんと違ってそんなに知らなかったりもする。


俺が、どうしようか迷っているとレテさんの方から話しかけてくれた。


「亜金さん、おはようございます」


レテさんが、おっとりとした口調で話す。


「おはよう」

「お買い物ですか?」

「うん」

「亜金さんは、どんな本をお買いになるのですか?」

「マンガだよ。
 こんなヤツ」


俺は、そう言ってテガミバチの本をレテさんに見せた。


「テガミバチ?
 どんな本なのですか?」

「えっと……
 テガミバチと言うのは、手紙を配達する話なんだけど……
 バトルシーンもあるんだ」

「手紙を配るのに戦闘するのですか?」

「うん。
 手紙を狙って敵が襲ってくるんだ」

「へぇー」

「レテさんは、マンガとか読むの?」

「いえ、私はマンガとかそんなに読みません……」

「そっか……」

「でも、亜金さんが進めてくれるのなら読みたいです」

「うん!
 じゃ、今度、今でて居る分だけだけど全部レテさんの部屋に持っていくよ」

「よろしいのですか?」

「うん!」

「ありがとうございます。
 あの……よろしければお昼ご一緒しませんか?」


時計を見ると11時30分。
少し早いけど、ご一緒しようかな……

俺は、レテさんとケンタッキーに向かいそこで昼を食べた。


※この物語は、フィクションです。

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