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亜金友人帳 [亜金友人帳]

5月25日


ハチアブは、座来栖君を睨む。
そして、次の瞬間には、座来栖君の目の前に現れた。
ハチアブは、座来栖君のライフルを掴む。
しかし、それよりも早い動きで座来栖君が、腰からハンドガンを取り出しハチアブの額に銃口を向ける。

座来栖君は、銃を3発放つ。

ハチアブは、大きく後退する。


「貴様も使えるのか?」

「シックスセンスのことか?
 それなら、俺は4歳の頃から身に着けている」

「く……」


ハチアブが、大きく後退しアゲハの所まで行く。


「どうやら苦戦しているようだな」

「ええ。
 まずは、あの無表情な坊やを倒すわよ。
 その後、あのライフル坊やを倒しましょう」

「了解……」


アゲハは、息を吸い込みそして息を吐く。
すると、アゲハも雰囲気が変わった。


「……さぁ、ガキども!
 俺たちの本気見せてやるぞ!」


アゲハが、そう叫ぶと周りの空気が振動し大きな風が吹き荒れる。
俺がまばたきしている間に、アゲハは海藤の目の前に現れた。

しかし、海藤はそのアゲハを蹴り飛ばす。


「……まさか、貴方も……?」


ハチアブが、そう言って海藤の方を見る。


「もちろん使えるよ。
 僕は、退治屋だからね……」


アゲハが、ゆっくりと起き上がり街道を睨む。


「退治屋か……
 どこの組のモンだ?」

「僕たちは、自分たちのことを白騎士団と呼んでいるよ」

「白騎士団……
 聞いたことないな!」


アゲハは、もう一度海藤に突進してきた。
海藤はそれを避け、アゲハに手刀をあびせる。

それは、アゲハの右腕に当たり、アゲハの右腕からおびただしい量の血が飛び出る。


「ぐ……」

「まずいわね。
 アゲハ、ここは、一旦引くわよ……?」

「く、情けないがそれも仕方あるまい」


アゲハとハチアブは、そう言ってゆっくりと闇夜に姿を消した。


※この物語は、フィクションです。

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