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ギフト(小説) [ギフト(小説)]

2012年12月18日


さて、今日は昨日の続きを書くとしよう。
モシャスの魔法で美女に変身した俺は、枚方工場に向かった俺は、すぐに蛭魔を見つけた。


「蛭魔!」


俺は、蛭魔を睨む。


「なんだ……
 またお前か?
 魔力感知ってのを知らないのか?
 変装しても魔力が同じならすぐにバレるぞ?
 それともお前は、魔力調整ができないのか?」


蛭魔は、そう言ってケラケラ笑う。
俺は、すぐに変装を解いた。


「玉藻を返せ」

「約束は、美少女と交換だったよな?
 それがないのなら……
 俺は、この女の血をタップリと貰う」


蛭魔は、そう言って俺を睨みつける。


「玉藻は?」

「最後だ、顔くらい見せてやろう」


蛭魔は、そう言って腕を上にあげた。
すると蛭魔の後ろに霧が集まり、両手両足をロープで縛られた玉藻の姿が現れる。


「玉藻!」

「馬鹿が……
 来るのが遅いぞ!」

「ゴメン……」

「さぁ、対面は終わった。
 この女の血を貰おう」


蛭魔が、そう言って口を大きく開け玉藻も首元に口を持っていく。
すると玉藻の姿が消える。


「亜金。
 とりあえず。
 このロープを外してくれ」


玉藻が表情を変えずに言う。
俺は、頷くと玉藻を縛っているロープを外した。


「女!お前も能力者か?」

「ああ。
 私のギフトは、ワープだ」

「何故、すぐに逃げなかった?」

「この馬鹿に、お前を倒させるためだ」

「俺を馬鹿にしてるのか!」


蛭魔は、そう言って姿を消し、俺の背後に現れる。
そして、ナイフで俺に斬りつける。
でも、俺はそれを避ける。

そして、俺はあの名台詞を言う。


「行け!フィン・ファンネル!」


俺の背後から現れた、計6個のファンネルたちが、1発ずつ蛭魔にビームを当てていく。

蛭魔は、霧状にして攻撃を避けようとしたけれど、俺のファンネルの方が早かった。
蛭魔は、その場で倒れると蛭魔に手錠をかけた。
この手錠は、特殊な手錠で能力者の能力を無効化させることができる。
つまり、この手錠をかけられた人は、ただの人になるのだ。

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