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ギフト(小説) [ギフト(小説)]

2013年01月24日


俺が病院で、俺は苦手なヤツに声を掛けられた。


「ユーアー、亜金?」


茶髪で、グラサン。
そしてアロハシャツ。
その上に、革ジャン羽織った男が現れる。

どこからツッコんでいいのかわからない。


「ひ、久しぶりだね」

「オー!
 亜金!こんなところで出会うなんて奇遇ダー」


コイツ、話し方が昔から苦手なんだ……
コイツの名前は、花園 歌。
俺の幼馴染に1人だ。
1人に入れたくないけど……


「歌こそ、どうしたの?
 どっか悪いの?」

「ミーは、子供たちに歌を聞かすネ」

「そっか……」

「亜金は、どうした?」

「俺は、仕事」

「亜金!医者になったのカ?」

「うんん」

「看護師カ?」

「うんん」

「医療事務?」

「うんん」

「もしかして、看護婦さんのストーカーカ?」

「違う……」


俺が、頭を抱えていると誰かが俺の服を引っ張る。
振り向くと夕貴さんが、立っていた。


【誰?】


夕貴さんのフィリップにそう書かれていた。


「あー。
 この人は、花園 歌。
 俺の友達?」

「オー、何故疑問形ネー?
 亜金、この美人さんは誰ネー?」


夕貴さんが、フィリップに文字を書く。


【依頼人です】

「オー、亜金の仕事って何ダ?」

「フリーライター兼探偵……」

「オー、探偵。初めて見たネー」

【花園歌さんって、ミュージシャンの?】


夕貴さんのフィリップにそう書かれていた。


「イエス!」


歌の顔もそう言えば、かっこいいよな。
夕貴さんの目がキラキラだ。
歌のテンションも高いし……
俺は、暫く放置プレイを受け暫くしてから、夕貴さんの部屋に向かった。

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