ボクはネコゾンビでご主人さまは女子高生58

「どういうつもりです！」


星新一は、大きな声で叫んだ。


「この人数相手では、流石の俺もヤバいんでな！
　ここは、一旦勝負を預けるぞ！」

「この人数？」


星新一は、首を傾げた。
ボクは、周りを見渡すと、沢山の女子生徒が集まっていた。


「志郎の気配は消えたようですね……」


星新一は、その場にぐったりと座り込んだ。


「お疲れの所申し訳ありませんが、事情を聞かせてもらってもよろしいでしょうか？」


そう言って一人の女性が、星新一に近づいてきた。


「わかりました……」


星新一は、ゆっくりと立ち上がった。


「ボクも行く！」


ボクは、星新一の肩の上によじ登った。

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