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ボクはネコゾンビでご主人さまは女子高生70 [ボクはネコゾンビでご主人さまは女子高生]

「貴方、技を一つも使っていなかったわ」

「私の魔法に技なんてありません……」


自信なさげにそう言った。


「それが、ダメなのよ。
 貴方も、もう魔女協会の認定を貰っているの。
 だったら、任務は必ず成功、死ぬなんてもっての外!」

「死ぬなんて大げさな……」

「いいえ、大げさなんかじゃないわ」

「このままいくと、貴方は必ず死ぬわ!」

「そんな……」


マカは、涙目になった。


「だから、技を覚えなさい」

「技ですか……?」

「そう、技を覚えるの」

「でも、どうやって……」

「それは、執事の藤堂が教えるわ」

「藤堂?」


マカが、首を傾げると、スラリとしたおじさんがアストラルの隣に現れた。


「お呼びでしょうか?
 アストラル様……」


藤堂は、ゆっくりとボク達の方に目を向けた。
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