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小説:余命宣告 [余命宣告]

11月10日


寒いですね……
寒さで、目が覚めました。
そして、俺の隣で眠るはるかさんで、眠気が一気に消えうせました。


「は、は、は、は……
 はるかさん!」

「ん……?
 あ、亜金君、目が覚めた?」

「目が覚めますよ……
 どうして、隣で眠っているのですか?」

「だって、寒いんだもの……
 亜金君も暖かかったでしょ?」

「いや、寒かったですよ……?」

「えー。
 変だなぁー」


だって、布団は、貴方が全て奪ってるじゃないですか……


なんて事は、誰にも言えない……


はるかさんは、黙って俺の手を握り締めた。


「亜金さんの手……
 冷たいね」


ええ、だって布団が無かったので冷えちゃったんですよ……
はるかさんは、その手を上にあげて、はぁーと息を吹きかけた。


「どう?
 暖かい?」


俺は、何も答えなかった。

するとはるかさんは、また俺の手にはぁーと息を吹きかけた。


「暖かい?」

「……」

「もう……
 強情だね。
 これならどうだ!」


はるかさんは、俺の頭をはるかさんの胸に寄せて抱きしめた。


「これなら、暖かいでしょ?
 って、顔真っ赤だね」

「……はるかさん。
 暖かいけど、なんか恥ずかしいです」

「いいのいいの。
 たまには、亜金君にサービスしなきゃ♪♪」


そんな訳で、今日も一日始まりだー








んで、続きは、明日♪♪



※この物語は、フィクションです。
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