小説：余命宣告

12月17日

金曜日です。
今週も仕事が終わりました。
滅茶疲れました……
でも、やんなきゃね。
やらなきゃね。

応援してくれる人の為に。
そして、いつか死ぬ自分の為に……


愛ちゃんは、まだ眠っています。
今日、はるかさんと少し愛ちゃんの顔を見に行ってきました。
人工呼吸器をつけて、静かに眠っていました。
脳は、まだ死んでいません。
だから、生きている……

愛ちゃんは、もうすぐ目を覚ます。
そんな気がします。

隼人君もつきっきりで愛ちゃんについているそうです。
愛ちゃんのお母さんが喜んでいました。


「いいお友達が出来たね……」


って、泣いていました。


それを見たはるかさんは、涙を流していました。

今日みたいな日は、飲みたい気分ですが……
お酒は禁酒されているので、隼人君とはるかさんの3人で、シュークリーム祭りをしました。
シュークリームは、どんな気分で食べてもうまいです。




では、続きは、また明日。

※この物語は、フィクションです。

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