小説：余命宣告

12月20日


さて、月曜日です。
週の始まり。
そして、明日から……
驚きの3連休です！

でも、病院三昧です。
明日は、朝は泌尿器科に行って、午後は心療内科です。
明後日は内科で高血圧の薬を貰いに行きます。
入院しているのですが、ここの病院は薬はセルフなのですよ。
いまどき珍しいですよね。
でも、なんと言うか……

普通の病院は、会社に通いながら入院なんてさせてくれませんしね。
俺の入院している病院は、ホスピタル病院も兼ねているのです。
だから、こんな無茶を聞いてくれるんですよね。

普通なら考えられないはず……
さて、今日は、愛ちゃんの話。
愛ちゃんは相変わらず眠ったままです。
寝ずに看病しているご両親も疲れ果てています。
そして、とうとう愛ちゃんのお父さんが倒れました。
年末の仕事の疲れとそして、愛ちゃんの看病。
その二つの疲れがたまって倒れてしまったらしいです。
今は、病室で点滴を受けているそうです。


俺も代わりに看病してあげたいところですが……
それは、やらない方がいい気がするのです。
これは、愛ちゃんと愛ちゃんの家族の問題だから……
俺は、俺が死ぬ前にゲームの完成を見届けたいです。

さて、今はもう22時30分過ぎ。
病人は寝る事にします。

おやすみなさい。



そして、明日へ続きます。

※この物語は、フィクションです。

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