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ニートライター亜金の事件簿 [ニートライター亜金の事件簿]

8月25日


晴れ。

暑いです。
誰だ?暑さは昨日までだと言ったヤツは……


今日も朝起きると、直美ちゃんが居ない。
テーブルに向かうと朝食の用意がされていた。

そして、書き起きが、2枚……

1枚は、俺宛。
もう一枚は、薫ちゃん宛。

俺宛の手紙には、こう書かれていた。


 マダオ、ごめんね。
 仕事が忙しくて、一緒にに遊べない。
 仕事が一段落ついたら、話したい事があるんだ。
 真面目な話だから、真面目に聞いてね。


話ってなんだろう?


俺は、ゆっくりと薫ちゃんの方を見た。


「直美ちゃん、なんだって?」


薫ちゃんは、無言で俺に手紙を渡した。


「読んでいいの?」


薫ちゃんは、無言で頷く。


「……」


俺は、その手紙を見て思わずため息をしてしまった。
手紙には、こう書かれていた。


 かおるちゃんにしれい。
 マダオのどうていをししゅするように。


「……」


俺は、もう一度ため息をついた。


(どうていってなに?)


薫ちゃんが、俺にテレパシーを送って来た。


(魔法使いになれる一歩手前の事だよ)


俺は、そう言って誤魔化した。


(そう……)


少し不満が残るだろうけど、これで納得してくれよ……

そう思って俺は、再びため息をつく。

童貞捨てたいな……
きちんと恋したいな……


※この物語は、フィクションです。

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