マイミクのtamaさんが、殺されたそうです。

10月11日


曇。
今日は、曇。
降水確率は20%。
雨は降らないので、少し安心してる。


銘さんが、遙ちゃんを連れてやって来る。


遙ちゃんの誕生日プレゼントに何を買えばいいのかわからないらしい。
よくよく考えたら、今日じゃないか……

なので、適当にぬいぐるみを選んで買った。
ピカチュウは、人気商品だから持っているかもしれないのでメタモンのぬいぐるみを買った。


しかも、普通のメタモンのぬいぐるみじゃない。
ピカチュウに変身したメタモンのぬいぐるみだ。


微妙な顔をしている。


そこが、また可愛いのだ。


そうこうしている間に、銘さんが遙ちゃんを連れてやって来た。


「こんにちは、遙ちゃん」

「こんにちは……」


遙ちゃんは、元気ない。


「元気がないけど、どうしたの？」

「……」


遙ちゃんは、何も答えない。


「朝からずっと元気が無くて……」

「そう……ですか……」


俺は、遙ちゃんの心を読んだ。

そっか、誕生日にプレゼントが無いから悲しいんだな……


とりあえず、俺は、メタモンピカチュウをプレゼントした。

ぬいぐるみと同じように遙ちゃんの顔が微妙だ。
それでも、微妙な笑いを浮かべ……


「ありがとう」


と言った。


「遙ちゃんが、欲しい誕生日プレゼントは何かな？」


遙ちゃんの顔がさらに微妙になる。


「別に……」


俺は、今がチャンスとばかりに遙ちゃんの心を読んだ。


んー。
欲しいのは、任天堂3DSか……
そっか、結構高価なモノだから言いだせずにいたのか……


「わかったぞ」

「え？」

「遙ちゃんが欲しいプレゼントは、任天堂3DSだね？」

「ど、どうして、それを？」

「お兄さん、占い師だからわかるんだ」


俺は、満足げに言うと銘さんは、お礼を言って雑談して別れた。


※この物語は、フィクションです。

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