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マイミクのtamaさんが殺されたそうです。 [マイミクのtamaさんが殺されたそうです。]

11月14日


今日は、内科に行ってきた。

額の痺れと筋肉痛を訴えた。
ここ最近、調子が悪い。

夜一回の塗り薬を貰い血の検査をしてもらった。

結果は、二週間後……


病院を出ると佐久間が、待っていた。

以前なら、腹が立った顔も今は、もう腹立たない。


「これから、時間あるか?」

「なんかあるのか?」

「ちと話がある」

「まぁ、俺は、いつでも暇しているよ」

「なら、よかった」


佐久間が、ニヤリと笑う。


俺は、佐久間に連れられてフェアリーテイルに向かった。


「で、用件はなんだ?」

「単刀直入に言おう。
 犯人が、わかりそうだ」

「え?」


突然の言葉に俺は、耳を疑った。


「別件で逮捕していた奴が、吐いたんだ」

「なんか、急展開だな……」

「そうだな。
 推理ドラマじゃないのだから、こういうのは、淡々と行ってくれる場合がある」

「それじゃ、茶虎の無罪は立証されるのか?」

「どうだろうな……
 一度決まった裁判で、しかも死んでしまっている場合は、難しいかも知れない」

「なんとか、ならないのか?」

「あとは、弁護士の腕だな……」

「西郷さんか……」

「ああ。
 あの弁護士は、腕利きだ。
 信用していいと思うぞ」

「ああ……」

「ただ。
 問題なのは、ここからだ。
 普通なら、犯行を認めているのだから、茶虎さんの罪は無くなるはずだ」

「ああ……
 だよな……」

「それを吐いたのが、真田 清継(さなだ きよつぐ)。
 府知事の息子だ……
 よって、圧力がかかる」

「府知事の息子って、ウチに嫌がらせをしていた奴の主犯じゃないか!」

「ああ、そうだ……」


俺の中で怒りがわなわなと噴出してくる。


「許せないな……」

「ああ……
 許せない。
 だが、圧力がかかってるのも事実だ。
 俺は、これからヤツの有罪を確実のモノにできるように単独で動く」

「いいのか?
 そんなことをして……」

「俺は、執念深いのさ」


佐久間は、そう言って笑いその場を去った。


※この物語は、フィクションです。


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