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亜金友人帳 [亜金友人帳]

4月21日


今日は、プレさんの劇を見に行った。

プレさんの演技力は凄かった。
なんというか……
引き込まれるくらい上手かった。

それを引き立てるかのように……

ロミオ役の玉藻の演技も凄かった。


「亜金よ!
 きちんと来たのだな!」


劇が終わり休憩所でのん姉とまったりしているとプレさんが嬉しそうに話しかけてきた。


「うん。
 プレさん、演技上手だったよ」

「うむ!
 当然のことだ!」

「あ、亜金?来ていたのか……」


玉藻が、プレさんの後ろから現れる。


「うん。
 玉藻の演技も上手かったよ」

「ありがとう」


玉藻が照れくさそうに笑う。


「2人とも凄いね。
 俺には、真似できないよ」

「簡単にこなされたら、流石の私も凹むぞ」


そう言って玉藻が、苦笑いを浮かべる。


「2人とも演技をずっとやってたの?」

「ああ。
 私たちは幼稚園のころから演技をやっている」

「幼稚園かぁー」

「ああ、まぁこの高校はそういうヤツ意外と多いぞ?
 座来栖も小さいころから射撃をやっていたし、笹鈴も料理をずっとやっている」

「そうなんだ……
 俺は、何にもしてきてないな……」

「まぁ、この高校は、幼稚園から進学してきているヤツも多いからな……
 その延長線って訳だ……
 だから、1年だけの演劇を任される。
 小学校、中学校と先輩も後輩も演技をやっていた訳だからな」

「そっか」

「ああ……」

「のん姉も、ずっとパソコンをやってたの?」

「うん。
 小さいころからプログラムの勉強はしてたよ」

「すごいなぁ~~」

「亜金君も、勉強すればすぐに追いつくよ」

「だといいけど……」


のん姉は、そう言ってくれたけどすぐに追いつけるレベルじゃなさそうだ。
俺も、出来る限り勉強して追いつかなくては……


※この物語は、フィクションです。


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