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亜金友人帳 [亜金友人帳]

5月11日


「そろそろ時間だ」


クモは、そうアナウンスを流す。
教室は、静まり返る。


「約束が守られなかったようだ。
 まず女子生徒を1人男子生徒に犯さす」


アナウンスが流れた後、何人かの男が俺の教室に入って来た。

男たちは、カメラを持っている。
記者でも入って来たのか?


しかし、銀河の爪の男たちは何も反応しない。


「さて、男子諸君喜べ。
 このクラスの女子を1人、好きに犯してもいいぞ?」


入って来た男の1人の声が、昨日アナウンスで自分のことをクモと呼んでいた男の声そのものだった。
コイツが、クモか?

クモは、表情を変えることなく言葉を続ける。


「まぁ、お前たちが選べる立場じゃないがな。
 可愛い娘を犯させてやる」


そして、クモは、笹鈴さんの方を見る。


「お前、肌が白くて綺麗な肌を持っているな?」


笹鈴さんは、体を小さく震わせる。
銀河の爪の男の1人が笹鈴さんの顔に手をやる。
体が大きな大男だ。


「俺が先にやってもいいか?」

「好きにしろ」


クモは、淡々というとカメラを笹鈴に合わせるように指示した。
するとテレビには、笹鈴さんの顔が映し出される。


「喜べ、お前のその映像は全国で流されるぞ?」


クモは、そう言って笑う。


「止めろ!」


座来栖君が、そう言って笹鈴さんの前に立つ。


「なんだ?
 お前、この女の彼氏か?」


大男は、ケタケタ笑いながら言った。
座来栖君は無言で大男を睨む。


「生意気だな」


大男は、座来栖君のお腹に一撃与える。
座来栖君の体が吹き飛び、俺の方まで飛んでくる。


「大丈夫?」

「ああ……」

「いいねぇ……
 その目、ゾクゾクする」


するとクモが、大男の肩に手を置く。


「アゲハ、殺すなよ?」

「わかってる。
 殺さない程度になぶる。
 そうだな、面白いゲームを思いついた。
 コイツが、降参するか意識を失うかしたら、この女を犯すってのはどうだ?」

「許そう」


クモは、静かに頷くと座来栖君は、アゲハと呼ばれる大男に一方的に殴られ続けた。


※この物語は、フィクションです。

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