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亜金友人帳 [亜金友人帳]

5月28日


今日は、月曜日。
土日が休みだっただけで長い間学校に来ていない気分だった。
今日は、この間の学校へのテロの事件の調査の為、授業は午前中だけだった。
俺は、海藤に呼び出され海藤と共に海藤の家へと向かった。


「ここが、海藤の家か?」


俺は、驚いた。
海藤の家、大きすぎる。


「そうだよ」

「もしかして金持ち?」

「一応、領主だよ」

「そっか……」

「まぁ、入ってよ」

「ああ……」


俺は、海藤に家に招かれた。
そして、沢山の和服を着た男女がいる場所へと案内される。


「坊ちゃま。
 この方が例の……?」


ひょろっとした男性が、海藤に話しかける。


「そうだよ。
 詩空亜金君」

「わかりました……
 では、私が案内しましょう」

「じゃ、詩空君、僕はこれで……」

「あ、ああ……」


海藤は、僕に手を振ると部屋の奥へと消えていった。


「詩空様。
 貴方はこちらへ……」

「あ、はい……」


俺は、男性に案内されるまま小さな部屋に連れてこられる。


「さて、自己紹介が遅れました。
 私、葛城 岬と申します」

「あ、俺、詩空 亜金です」

「はい。
 存じ上げております。
 それでは、さっそく儀式の方をはじめさせていただきます」

「儀式?」

「シックスセンスを使えるようになるには、ちょっとした儀式が必要なのです。
 そんなに難しくないものだから気楽に構えてください」

「う、うん……」


俺は、小さく頷きその儀式を受けることになった。


※この物語は、フィクションです。

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