俺は、今人妻に恋してます。

6月18日　14時18分

今日は、待ちに待った携帯電話の発売日。
朝一に携帯電話を取りに行きました。

新しい携帯電話の感想……
背面が銀色なのでちょっと見にくいです。
あとバッテリーの消耗が激しい。
バッテリーの容量が、パーセンテージで見る事が出来るのは、嬉しいです。

今日は、朝から携帯電話をいじりっぱなし。
待ちに待ったmirumoちゃん。
可愛いです。


さて、今日の朝にもはるかさんにメールを送ったのですが……
やっぱり、返事は来ません。
電話をしても返事がありません。


何があったのだろうか……？

そんな事をもんもんと考えて2時間程過ぎたころ……

はるかさんから、メールが来ました。


「旦那に、亜金君の事が、ばれた。」


たった一言それだけが、添えられていました。
頭の中が真っ白になる。
でも、すぐに思考が働く。

ばれたと言っても、俺とはるかさんは、一回デートをしただけです。
悲しいけど、それ以上の事もそれ以下の事もありません。
だから、ばれたと言っても何もないはずなのですが……

俺は、すぐに電話をしてみました。

するとはるかさんは、涙声で俺の答えに返事をしてくれました。

そして、わかった事……

旦那の暴力。
そして、暴言。
夫婦の営みも、ずっと無いまま。
旦那にとって、自分は妻ではなく家政婦かサンドバックだと言う事。

俺の頭の中が、再び真っ白になりました。
俺のせいで、はるかさんが暴力を受けている……
俺のせいで……

俺は、無意識のうちに謝っていた。
そしたら、俺と出会う前から暴力を受けていた事を教えられた。


「これ以上、会うと亜金君の家に乗りこむと旦那が言ってるから、暫くは連絡しないで……」


俺は、乗りこまれる事は平気だった。
だけど、今は、由香さんがいる。
由香さんに危害が及んでしまったら……

俺は、何も言えないでいた。
ただ、ただ、ただ、それが悔しかった。


※この物語は、フィクションです。

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