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ニートライター亜金の事件簿 [ニートライター亜金の事件簿]

9月26日


ついに決戦の時がやって来た。

昨日の焼肉パーティーは盛り上がった。
次の日は、決戦なので、アルコールは飲んでいない。
アルコールは、決戦が無事終わった後、みんなで飲もうってことになった。


「兄さん、覚悟はいい?」

「ああ。
 そろそろ時間だな」


俺達に緊張が走る。


安全のため、店は臨時休業。


だから、お客さんは一人もいない。


物凄い威圧感が、俺達を襲う。


「来るぞ……!」


ゆっくりとスーツを着た男性が、店に入って来た。


「お前は、誰だ?」


シローさんが、男に尋ねた。


「アイツが、橘勤か……?」


俺は、思わず尋ねてしまった。


「いや、見た目が変わりすぎているぞ」


亜銀が答える。


「みなさん。
 御機嫌よう……
 俺が、橘勤です」

「……その体は?」

「これが、俺の本当の姿……
 この体だと100%の力が発揮できる!
 さぁ、楽しいパーティーといこうじゃないか!」


橘勤が、ニヤリと笑う。
そして、指先から炎が、飛び出す。


リンさんが、指先から氷を出してそれを相殺する。


「火事になったら、どうするおつもりですか?」


リンさんが、橘勤を睨む。


「そしたら、貴方達も殺せて一石二鳥」


俺は、ここで異変に気づく。


俺の脱力が効いていない?
一体どういうことだ?


※この物語は、フィクションです。
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