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小説:余命宣告 [余命宣告]

12月26日


さて、日曜日です。
明日、仕事に行けば、次の日から正月休みです。
休みの日は、ゲーム三昧かな……

あと小説も少し書きたいですね……
昨日、お金を使っちゃったので、あんま無駄使い出来ないです。

今は、ワンピースを見ています。
ワンピースを見終わったら、一旦家に帰り、大掃除に参加する予定です。
はるかさんの家は、とにかく広いのです!

大掃除終わるのに、時間がかかりそうです……

さて、愛ちゃんですが、元気に流動食を食べています。
普段無口の愛ちゃんが、これ以上ないってくらい、喋りまくっています。


「あのねあのね。
 お兄ちゃん、私好きな人が出来たんだー」

「あのねあのね。
 お姉ちゃん、その人ねとっても素敵なんだよー」

「あのねあのね。
 隼人君、大好き♪」



愛ちゃんは、こちらが話す隙を与えないって位、話をしています。
疲れないのかな?
って、思う位話まくっています。


復活したのは嬉しいけど、まだ全快した訳じゃないので、少しは休憩して欲しいです。
話まくったら眠って。
話まくったな眠って。
食べている間も話まくって。

楽しいけど、嬉しいけど。
休んで欲しいです。


「恋は、いつだってハリケーン!」


byボア・ハンコック。

ワンピース、楽しいです。
俺もこんな、名言を小説で、書きたいです。

では、明日へ続きます。

※この物語は、フィクションです。
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小説:余命宣告 [余命宣告]

12月25日



今日、何気に蔦谷に行ってみると……

なんと!
PSPが、売っていました。
VISAギフト券とポイントを使い、モンハン3とのセットでなんと!
20000円で、購入する事が出来ました!
思ったより安い♪安い♪


これから、隼人君とはるかさんを誘ってモンハン3をやろうかなぁー
愛ちゃんも目を覚ました事だし、早く4人で前みたいに遊びたいな……


今日は、クリスマスですね。
昨日の夜は、チキンでした。
今日の夜は、なんと!
なんと!
なんとなんとなんと!


お好み焼きです。


病院で、みんなでお好み焼きパーティーです。
愛ちゃんは、まだ参加できませんが、隼人君とはるかさんと俺の3人で、楽しんできます。
愛ちゃんは、まだ普通の食事を食べる事は出来ないらしく、流動食だそうです。
ちょっとかわいそうだなぁ……

マンガとかだと、復活の後は、美味しいモノを食べてパーティーをしたりするのでしょうが……
現実は、そう甘くはないんですね。


愛ちゃんも復活したし、前から欲しかったモノも買えたし……

今日は、なんかテンションがあがってきたぞー♪♪

では、明日へ続きます。

※この物語は、フィクションです。
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小説:余命宣告 [余命宣告]

12月24日


今日は、クリスマスイブ。
小さな小さな奇跡が起きました。
世界にとっては、ささやかな奇跡だけど。
俺達にとっては、大きな奇跡だった。

奇跡のベルと共に、愛ちゃんの目が覚めた。


「亜金さーん!」


千春さんが、病院の廊下を走り、俺の病室のドアをノックした。
俺は、仕事が終わりはるかさんお手製のクリスマスケーキ(ティラミス)を食べている時だった。


「あ、千春さん。
 メリークリスマス」


俺は、ケーキを頬張りクリスマスのあいさつをした。


「メリークリスマス♪
 って、それどころじゃないよ!
 愛ちゃんが、愛ちゃんが!」

「もしかして……」

「うん!
 目を覚ましたよ!」


俺とはるかさんは、ケーキを置いて愛ちゃんの病室へと走った。


「あ、お兄ちゃん。
 こんばんわ」

「こんばんわ!」

「えへへ。
 手術成功したみたいだね」
 
 
愛ちゃんは、元気なさそうに答えた。


「物凄く嬉しいよ」

「ありがとう。
 今日、クリスマスイブなんだってね……
 サンタさん、今年は何をくれるのかな?」

「愛ちゃんの好きなモノだよ」

「えへへ……
 なんだろ……」


愛ちゃんは、そう言うと再び寝息をたてて眠りについた。


「今は、ちょっと疲れているみたい……
 今は、そっと寝かせてあげましょう」


銘さんが、そう言って苦笑いを浮かべた。


「亜金さん、はるかさん。
 ありがとうございます」


愛ちゃんのお母さんとお父さんが俺達に頭を下げる。


「いえ、俺達は何も……」


そう、俺達は何もしていない。
看病したのも一番心配したのも、愛ちゃんのお母さんとお父さんだ……

愛ちゃんが、目を覚ましてよかった。
やっぱり、クリスマスは、奇跡が起きる日なんですね。
俺の病気も治らないかな……



では、明日へ続きます。

※この物語は、フィクションです。
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小説:余命宣告 [余命宣告]

12月23日


明日は、クリスマス。
奇跡が起きる日です。
でも、仕事です。
虚しいです。
悲しいです。

恋人欲しいです……

はるかさん?

はるかさんは、俺にとってなんなんでしょうね。
戸籍上は、家族です。
でも、恋人かどうかと言ったらわかんないです。

告白とかしていませんし、もちろん告白もされていません。
でも、キスはしたしなぁ……

友達以上恋人未満?

なんか、そんなタイトルのドラマがあったような……
と思って、ネットで調べてみたら見つかりませんでした。
代わりにアダルトゲームで、みつかりました。

どんなのかは、深く見ていないのでわかりません。

なぜなら隣に、はるかさんがいるからー!!

流石に、はるかさんが、見つめている中、アダルトゲームの検索は出来ません。
まぁ、そんなことは、どうでもいいですね。
はい。

愛ちゃんの話ですが、脳波に反応があるみたいです。
お母さんの声に、お父さんの声に、そして隼人君の声に、俺の声にはるかさんの声に。
少しですが、反応があります。
声を聞くと、脳波の波が、動きます。

もしかしたら、明日、目を覚ましたりして♪
クリスマスは、奇跡が起きる日ですから……


「ねぇ、はるかさん」

「なぁに?」


隣で横になっているはるかさんに声をかけてみました。


「恋人欲しい……」

「え?」

「明日のクリスマスイブ。
 恋人といちゃいちゃしたい……」


俺は、少し我がままを言ってみた。
どうせ、恋人とか経験ないしもうすぐ死ぬしこれ位我がまま言ってもいいよね。


「それ、恋人じゃなくちゃダメ?」

「んー
 ハグハグしたりチュッチュしたりエチエチしたりしたいから……」

「そっかー」

「うん」

「私じゃダメ?」

「え?」

「え?」

「……」

「はい、そこ黙らない!
 これを亜金君に進呈しまーす」


はるかさんが、そう言って「何でも言う事を聞く券」を渡してくれました。

んー。
どうしましょう?

では、明日へ続きます。

※この物語は、フィクションです。
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小説:余命宣告 [余命宣告]

12月22日


3連休、二日目ー
今日は、小説をちょこっとだけ書いて、ネットゲームをしようかと思います。
昨日からクリスマスイベントがあるのですが、このイベントが結構面倒なんですよね。
毎日イベントをクリアしないといけない。

これが、何より面倒です……

もっと楽なイベントにしてくれたらいいのに……
と思います。

あ、ゲームは、今月末に完成します。
そして、明後日はクリスマスイブ。


ラブホが、満室になる日。
恋人達に盛りがつく日。


そして、俺が一番嫌いな日。
たった一人の兄弟であった妹が美奈が、自殺した日。
今から4年前、俺が23歳だった時の話。

美奈には、好きな男の子が居た。
でも、その男の子が、美奈の友人に取られたのだ
そして美奈は悩み、苦しみ。
そして、焼身自殺をした。

熱かっただろうな……
苦しかっただろうな……
辛かっただおるな……


その後、俺の両親は、ショックで落胆。
それが、会社の経営にも影響して、その結果……
会社は倒産してしまい、多額の借金のみが、残った。
借金は、両親が掛けていた生命保険でなんとかなったけど……
その会社で働いていた俺は、同時に仕事を失った。
そして、それからというもの、俺がなかなか仕事が見つからず。
見つかってもすぐにクビになった。


そんな俺が、今日お勧めしたい一曲は……

「腐男塾」で「勝つんだ!」です。

この曲を聴くと、頑張らなきゃ!
と思うのです。


では、明日へ続きます。

※この物語は、フィクションです。
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