SSブログ

さて、問題です。 [トリックスター]

隠れ身の術.jpg




問題です。


私は、何処にいるでしょう?


ヒント。

HPバー。


メガロは、ハロウィンモード全開ですね。

ちなみに、ハロウィンは嫌いです。


mixiのハロウィンへのカウントダウン……

あれは、少し鬱になる。


なぜなら……


次の日が俺の誕生日だから……(ノ_・。)



誕生日を迎える度に
何を祝うのかが ずっと ナゾだった
見えなくなってしまったものは
二度とかえらないと知ったとき

年を経ることに後悔と
一日が過ぎていく恐怖を感じた



どうにもならない今日だけど
平坦な道じゃ きっとつまらない
きみと生きてく 明日だから
這いあがるぐらいで ちょうどいい



そう、人生なんて少し辛い方がいいのだ。

だけど、問題がある……


俺には一緒に生きていく、〝きみ”が、いないこと……


サンタさん、サンタさん。


今年のクリスマスには、女の子をください。


空からゆっくりと降ってくるとか、ゴミ置き場にあるとか、ゴミ箱にあるとかなんでもありです。


生きているかわいい女の子をください。

それがダメなら、5ゲルダクーポン1枚ください。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

まっしろなティスタメント(小説) [まっしろなティスタメント]

2012年10月23日


雨。
今日は、雨の音で目が覚める。
雨の匂いは好きだ。
雨の日は良く眠れる。
だけど、今日は違った。
二度寝をしようと思ったけど出来なかった。

俺は、体を起こした。


「ん……?
 亜金、起きた?」


美穂は、俺の方を見て笑う。


「ああ……
 雨、激しいね」

「うん」

「ちょっと歩ちゃんの様子見てくる……」

「あ、私も行く……」


美穂は、そう言ってベッドから降りる。


「じゃ、行こうか……」


俺もベッドから降りた。
すると美穂が、俺の手を握る。


「え?」

「仲良しこよし♪」


美穂が、笑う。
お俺は苦笑いを浮かべたあと、美穂と手を繋いで歩ちゃんの病室へと向かった。


歩ちゃんは、個室で眠っている。

治療は、なんとか終わったけど、銘さん曰く、意識が回復するかしないかの確率は五分と五分らしい。

充君に続いて歩ちゃんまで?

俺は、ただ歩ちゃんの姿を見ることしか出来なかった。


歩ちゃんの部屋を出ると稲穂さんが、立っていた。


「亜金さん来てくれたんですね……」

「あ、おはようございます」


稲穂さんは、俺の手に視線を移す。


「彼女さん?」


稲穂さんが、苦笑いを浮かべる。
どうして、苦笑い?


「あの貴方は?
 もしかして、亜金の新しい浮気相手?」


美穂が、稲穂さんを睨む。


「えっと、歩ちゃんのお母さんだよ」


俺が、そう言うと美穂は安堵のため息をつく。


「そう……
 なら、いいけど……」


2人は、軽く自己紹介を済ませ俺と美穂は俺の病室に戻った。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

まっしろなティスタメント(小説) [まっしろなティスタメント]

2012年10月22日


月曜日は、憂鬱のはじまりと言うけれど……
俺にとっては暇の始まりだ。


美穂も仕事だしね……


今の美穂は、どんな仕事をしているのだろう。
たまにお小遣いをくれるけど……

結構羽振りがいいみたいだ。

お土産もよくくれる。
シュークリームだけど、ローソンのシュークリームとは、比べられないくらい美味しい。
お土産は、シュークリームだけではなくエクレアとか、クッキーとか俺が飽きない程度に持ってきてくれる。
ホント、気の利く女になったモノだ……
ホントにね……


俺が、欲しそうにしているモノが、あれば大抵のモノなら買ってくれる。
と言ってもほとんどは食べ物なんだけど……


朝、美穂が出勤したあとで、待合室をブラブラしていたら稲穂さんが、青い顔をして歩いていた。
声を掛けようか迷ったけど、俺は声を掛けることにした。


「稲穂さん!」

「亜金さん……」


稲穂さんは、俺の姿を見るなりその場で泣き崩れた。


「何があったのですか?」

「歩の病状が悪化しました……」

「悪化?」

「さっき、朝食を食べているときに倒れて……
 今、集中治療室にいます……」

「そうですか……」


何を言ってあげたらいいかわからない。
何を言えばいいのかもわからない。


「夫にも先立たれて、歩にも先立たれたら、私……」


稲穂さんが、涙を零す。

大丈夫。

そう言ってあげたかった……
だけど俺は、そんなことを言える自信が無かった。
充君にも「大丈夫」と言った。
だけど、充君はあっけなく逝ってしまった。

命の儚さが、わかった。

だから、わかるんだ。

「大丈夫」

その言葉の無責任さを……
でも、それでも俺は言わなくちゃダメなんだ……


「歩ちゃん、よくなるといいですね」


稲穂さんは、頷く。


「大丈夫ですよ。
 歩ちゃんは、強い子だから……」

「ありがとうございます」


稲穂さんは、暫くその場で泣き続けた。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

まっしろなティスタメント(小説) [まっしろなティスタメント]

2012年10月21日


晴れ、今日は朝の6時半に目を覚ます。
今日は、日曜日。
そして、美穂は俺の隣で眠っている。

暑かった人肌も、この季節になれば温かくなる。
心地いい。


この女の子が、誰なのかわからないのは、少し怖いモノもある。
でも、不思議と嫌じゃない。


たぶん、俺はこの女の子のことが好きなのかも知れない。

美穂に対しては、そんな気持ちにはなれなかった。
だけど、この美穂は、そうじゃない。
強くて泣かなくてヘビースモーカーだった美穂も好きだったけど……
弱虫で子供好きで優しくて暖かい、そんな今の美穂も好きだ。


俺は、美穂を起こさないようにベッドから降りる。
そして、待合室に向かう。


待合室に向かうと、今にも泣きそうな顔をしていた充君の姿が目に浮かんだ。


でも、そこに居たのは、充君じゃない歩ちゃんのお母さんだった。


俺は、軽く会釈した。


前に歩ちゃんが、危なかった時など何度かあったことがあった。
だけど、こうやって会うのは、初めてかもしれない。


「おはようございます」

「おはようございます」


挨拶を済ませたあと、暫くの沈黙が訪れる。


「貴方が、亜金さんですか?」

「あ、はい……」

「いつも娘が、お世話になっています……」


そう言って歩ちゃんのお母さんが頭を下げる。


「あ、いえ。
 むしろ俺の方が、遊んでもらってます」

「いえ、そんな……
 この間も、ご飯を食べれるようにしてくれましたし、本当に感謝しています」

「いえ、なんもしていないですよ」

「あ、そう言えば、自己紹介がまだでしたね。
 私は、歩の母親の石田 稲穂(いしだ いなほ)と言います」

「俺は、詩空 亜金って言います」

「はい……」

「で、どうしたんですか?
 こんな朝早くに……」

「貴方には言っておかなければなりませんね……」

「え?」

「歩、もう長くないのです。
 今は、薬で痛みなどは抑えれています……
 でも、術後の拒絶反応は、あるんです。
 なのに、辛いなどの表情を一切見せず、あんな元気に……」


稲穂さんは、そう言って涙を流した。
俺は、充君の言葉を思い出す。


 「歩ちゃんの手術、決して成功とは言い切れないんです」


そう、歩ちゃんの手術は、成功している訳じゃないのだ……
それを稲穂さんのこの表情で実感した。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

悪夢 [亜金のお薬メモ]

最近、毎日のように同じような悪夢を見る。

トラムセットを飲みだしてからこんな感じ……


寝ている足をずっと引っ張られていくような感じ……
引っ張られたくないとシーツを掴んでいるんだけどシーツのきゅるきゅる音が耳触り。

目を開ければ止まるんだけど、目を閉じればこの悪夢が続く。


100%霊的なモノではないと思うけど……


この夢、結構つらい。

寝た気になれない……
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。